モータースポーツ

2026.9.21

Round 6 SUGO GT 300km RACE
GT300 Class - Race Report

SUPER GT第6戦SUGO、大きくポジションを上げた
#56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rが2位表彰台

2026年シーズンのSUPER GT第6戦がスポーツランドSUGOで開催され、GT300クラスに4台のNissan GT-R NISMO GT3と、2台のGTA GT300規則の日産フェアレディZが参戦しました。予選19番手からスタートした#56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rがタイヤ無交換作戦を採り躍進。2位に入ってランキング首位を堅持し、後続との差を21ポイントに拡大しました。また、#11 GAINER TANAX Z(富田竜一郎/大木一輝)が6位で入賞を果たしました。

予選

2台のフェアレディZがQ2に進出し、#11 Zが7番手から上位を目指す

予選日の9月19日は、曇り空のもと午後2時30分からQ1セッションがスタート。GT300クラスの予選Q1はAとBふたつのクラスに振り分けられ、各組の上位9台ずつが予選Q2に進出する方式で行われます。

A組には#26 Z、#56 GT-R、#62 GT-R、#360 GT-Rの4台が出走し、#26 Zの安田が8番手タイムをマークしQ2へと進みました。#56 GT-Rのオリベイラはサクセスウェイトの影響もあり、前車と0.014秒差の10番手タイムでQ1突破を逃しました。B組の#11 Zと#48 GT-Rは、#11 Zの富田がトップタイムをマークする好走を見せましたが、#48 GT-Rのプルは前車と0.025秒差の10番手タイムで惜しくもQ2への進出は叶いませんでした。Q2セッションでは#11 Zが7番手、#26 Zが18番手となりました。#56 GT-Rは19番手、#48は20番手、#360 GT-Rは25番手、#62 GT-Rは29番手から、それぞれ上位を目指します。

なお前戦までの結果により、#11 Zは18kg、#48 GT-Rは2kg、#62 GT-Rは22kg、#360 GT-Rは18kgのサクセスウェイトが搭載されます。GT300クラスの車両は、サクセスウェイトが50kgを超えた場合、サクセス給油リストリクター径の調整が行われます。#56 GT-Rは計算上98kgを搭載するため、積載上限の50kgに加え、前戦よりもさらに厳しい22mm径のサクセス給油リストリクターを装着して出走します。

 
 
 
 
 
 

決勝

#56 GT-Rが強さを見せて2位入賞
ポイントランキング首位を守る

9月20日の決勝レースは、午後1時30分より不安定な天候のもとセーフティカー(SC)先導でスタート。レコードライン以外はウェットが残るコンディションのなか、各車とも落ち着いた幕開けとなりました。

#56 GT-Rは木村がスタートを担当。19番手という厳しい予選ポジションということもあり、タイヤ無交換作戦を採ることをチームと決めてレースに臨みました。木村はタイヤを労り燃費をセーブしながら辛抱強く周回を重ねていきます。レース中盤にさしかかるタイミングで最終コーナーでアクシデントがあり、SCが導入。SC明けに各車がピットインするなか、木村は作戦を遂行すべく36周を終えてオリベイラへと交代します。チームはタイヤ交換をせず、給油とドライバー交代のみで#56 GT-Rをコースへと送り出し、ピット作業時間を約30秒短縮することに成功。GT300クラスの全車がピットを終えた段階で、首位に立ちました。レース終盤、#56 GT-Rは2番手のライバルが背後に迫るなかでGT500車両と交錯する場面がありコースオフ。ライバルにかわされて2番手に後退しましたが、最後までそのポジションを守り切って、2位表彰台を獲得しました。

日産勢最上位の予選7番手からスタートした#11 Zは、大木が途中トラフィックにつかまるシーンもありましたが粘り強い走りでポジションを守り、35周を走り富田へとステアリングを託します。富田は終盤7番手を走行、最終的に6位で今季最上位フィニッシュし、2戦連続でポイントを獲得しました。#360 GT-Rは、金丸がスタートを担当。24番手から着実にポジションを上げていき、35周を走り荒川に交代します。荒川は最終的に18位でゴールしました。予選29番手からスタートした#62 GT-Rは平木玲次が31周を走り、SCが解除された段階でピットイン。後を受けた平木湧也は21番手からひとつひとつ順位を上げ、最終的に10ポジションアップの19位でレースを終えました。

10番手からスタートした#26 Zのリは序盤にマシントラブルで大きくポジションダウンとなりましたが、諦めずに走行を続けて31周終了時点で安田に交代。レース終盤はライバルと#48 GT-Rの3台で競り合い、22位でフィニッシュしました。#48 GT-Rは、スタートドライバーを務めたプルが堅実なレースぶりで37周を走行。後半スティントを担当した藤原もポジションアップを目指しましたが、#26 Zとの接戦を経て23位で完走となりました。

 
 
 
 
 
 

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(#56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R)
「本当にヨコハマタイヤとチームに感謝しています。素晴らしいピット作業をしてくれて、それが僕たちのレースを救ってくれました。シーズンは終盤に入りますが、SUPER GTはドラマチックで常に何かが起きるレースです。タイトル争いがひっくり返る場面をこれまで何度も見てきました。ですから、我々は自分たちのレースに集中して、チャンスを見逃さないこと。それが結果につながると思います。次戦ももちろん表彰台を狙います」

木村偉織(#56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R)
「サクセスウェイトもありスピードが厳しいため、最初からタイヤ無交換作戦で行くことに決めていました。タイヤのマネージメント、燃費のセーブ、とにかくできることをすべてやり切ったと思えるレースでした。オリベイラ選手もギリギリだったと思いますが、今回の2位は本当に、ヨコハマタイヤとチーム皆で、泥臭くレースした結果だったと思います。オートポリスは初めてフルウェイトで走るので予測できませんが、自分たちのできることをしっかりやって、1ポイントでも多く稼いでいきたいです」

公式リザルト:9月19日(土)予選Q1
公式リザルト:9月19日(土)予選Q2
公式リザルト:9月20日(日)決勝

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