モータースポーツ

2026.5.5

Round 2 FUJI GT 3Hours RACE GW SPECIAL
GT300 Class - Race Report

#56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rが
SUPER GT第2戦富士で優勝

2026年シーズンのSUPER GT第2戦が富士スピードウェイで開催され、GT300クラスには4台のNissan GT-R NISMO GT3と、2台のGTA GT300規則の日産フェアレディZが参戦しました。予選6番手からスタートした#56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が優勝し、ほか3台も入賞しました。KONDO RACINGにとっては3年ぶりのGT300クラス勝利となります。

予選

#11 Zが4番グリッドを獲得、#56 GT-Rが6番手に続く

3時間レースである今大会では、第3ドライバーの登録が認められます。日産勢では#48 健康ケーズフロンティアWMニルズGT-R(井田太陽/ジェームス・プル/藤原大暉)と#360 RUNUP × SOL GT-R(荒川麟/金丸ユウ/田中篤)の2台が3名体制で参戦しました。

予選日の5月3日(日)は、午後2時20分から安定した天候のもとでスタート。GT300クラスの予選Q1はAとBふたつのクラスに振り分けられ、各組の上位9台ずつが予選Q2に進出する方式で行われます。Q1では#11 GAINER TANAX Z(富田竜一郎/大木一輝)、#26 ANEST IWATA GAINER Z(安田裕信/リ・ジョンウ)、#48 GT-RがA組に出走し、#11 Zの富田が3番手タイム、#26 Zの安田が6番手タイムでQ2に進出。#56 GT-R、#62 HELM MOTORSPORTS GT-R(平木湧也/平木玲次)、#360 GT-RがB組で出走し、#56 GT-Rの木村が2番手タイムをマークしてQ2へと駒を進めました。Q2では、#11 Zの大木が4番手、#56 GT-Rのオリベイラが6番手につけ、決勝での上位進出を狙います。#26 Zが16番手、#48 GT-Rが19番手、#62 GT-Rが22番手、#360 GT-Rが24番手となり、それぞれ3時間の長丁場に挑みます。

なお前戦までの結果により、#56 GT-Rは4kgのサクセスウェイトを積載しています。

 
 
 
 
 
 

決勝

序盤から好走を見せた#56 GT-Rが3年ぶりの勝利

5月4日(月)の決勝日は、前夜に降った雨の影響で路面コンディションが心配されましたが、午前中には完全に乾いた状態に。14時から2周のフォーメーションラップが始まり、3時間レースが幕を開けました。6番手からスタートした#56 GT-Rのオリベイラは、1周目にふたつポジションアップに成功、その後もペースを維持して着実にポジションを上げていきます。オリベイラは33周を終える頃にはGT300クラスのトップに浮上、その後もペースを緩めることなく力走を続けてライバルとのマージンを拡大し、41周終了時点で木村へとスイッチ。後を受けた木村は路面温度や風向きなどコンディションが変化し続けるなかポジションを守り抜き、37周を走って最終スティントを再びオリベイラに託します。オリベイラは終盤まで落ち着いた走りで差を拡大し続け、後続を周回遅れとするリードで優勝を果たしました。オリベイラとKONDO RACINGにとっては、2023年以来3年ぶりのGT300クラス優勝であり、木村にとってはKONDO RACING移籍後初勝利となりました。

予選22番手からの追い上げを期す#62 GT-Rは平木湧也がスタートで3つポジションアップに成功。平木湧也は途中#48 GT-Rや#360 GT-Rと順位を入れ替えながら2スティントを担当し、好位置をキープ。67周を終えて11番手までポジションを上げ、最終スティントを平木玲次に託します。ピットインのタイミングでいったんは順位を落としますが、終盤にかけて着実な走りで順位を上げ、13位で入賞しポイントを獲得しました。

一方、日産勢最上位となる予選4番手からスタートした#11 Zの大木は、序盤にポジションを落とす苦しい戦いを強いられましたが、それでも諦めることなく途中から挽回し、6番手で富田に交代。富田はポジションアップの機会を探りながら残る2スティントを担当、終盤はペースに苦しむ場面もありましたが、最終的に14位で入賞しました。予選19番手の#48 GT-Rはルーキーのプルがスタートを担当。若手ふたりがスティントを伸ばす作戦を採り、プルは43周、藤原は45周を走行。最終スティントを担当した井田は入賞圏内の15番手へとポジションを押し上げ、順位を守り切りフィニッシュ。井田、プル、藤原は、チーム加入後初のポイント獲得を果たしました。

#360 GT-Rはスタートを担当した荒川が序盤で4ポジションアップに成功し、その後も堅調なペースで走行。42周をこなして金丸へと交代します。金丸は#62 GT-R、#48 GT-Rとの接戦を経て、87周目に田中へとステアリングを託します。最終的に19位で完走しました。#26 Zは安田がスタートから2スティントを担当。65周を走ったところでリへと交代しますが、ピット作業でのトラブルもあり大きくタイムをロス。その後は安定したペースを刻んで最後まで走り切り、26位でレースを終えました。

 
 
 
 
 
 

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(#56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R)
「タイヤのフィーリングが素晴らしく、自信を持ってアタックできました。長めのスティントを選択したことが、今日のレース結果の鍵と言えます。木村選手も非常に速いペースで走ってくれたおかげで、私の後半スティントに向けて十分なマージンを作ってくれました。GT-Rは予選のラップと燃料を満載にした状態での決勝ペースの差が、ライバルに比べてとても小さく、それが大きな強みとなっています。次戦も表彰台争いができるよう、しっかり準備を進めていきます」

木村偉織(#56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R)
「完璧に整備されたクルマで最後までミスなく走りきり、ピットワークも完璧でした。仮に結果が優勝でなかったとしても『今日はチーム全員が100点の仕事ができたね』と言える内容だったことが何よりも嬉しいです。富士は得意なサーキットですし、56号車のポテンシャルもあると思いますので、次戦ももう一度優勝できるよう、やるべきことを積み重ねていきたいです」

公式リザルト:5月3日(日)予選Q1
公式リザルト:5月3日(日)予選Q2
公式リザルト:5月4日(月)決勝

SUPER GT GT300トップ