2020.11.28
#23 NISMO / MOTUL AUTECH GT-R
松田次生
「いつも最後のレースは力が入ってしまいますが、余計な力を入れず、いつも通りにやっていければと考えています。ポイントランキングやここまでのシーズンを振り返ると、最終戦だって何が起こってもおかしくない。そういうときこそ、自分たちの仕事をしっかりこなすことが大事です。必要以上に焦らず、周りをしっかりと見ながら戦っていきたいですね。今日の予選、明日の決勝とすべてを終えた時に、最後にチームのみんなで笑えるように頑張ります」
ロニー・クインタレッリ
「今シーズンは、富士で始まり富士で終わるシーズンですね。開幕してからの2戦は辛いレースが続きましたが、そのあと鈴鹿で2勝したことでトップと2ポイント差まで迫ることができました。今回富士に来るまでにしっかり準備してきました。この2日間のために、かなりハードにトレーニングをしてきたので、明日からは意識しなくても体が自然に動いてくれると思います。とにかく気持ちを強く持って、いい戦いをしたいですね。みんなでベストを尽くして、悔いのないように戦います。頑張ります!」
#3 NDDP RACING with B-MAX / CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
平手晃平
「いよいよ最終戦です。ここ数戦、自分たちの力を出し切れない、きれいに終われない週末が続いていて、今シーズンの最高位は4位。まだ表彰台に上がれていません。前回の富士(第5戦)も、決勝では残念ながら1周も走ることはできませんでしたが、クルマの調子としては良かったんです。そのいい感触を今回出し切れるように。そうすれば、そこそこいいところに行けると思っています。自分たちの力を出し切れるように頑張ります」
千代勝正
「シーズン最終戦ですが、いつもと変わらない緊張感の中で、自分の最大限のパフォーマンスを発揮することにフォーカスして準備してきています。だから、今考えているのはシンプルに自分の仕事、自分のスティントで最大限の力を出し切るということだけですね。心境的には最終戦だからといって特別なことはなく、結構落ち着いています。自分たちの全力を出し切って、最後まで悔いのない戦いをしたいと思います」
#12 TEAM IMPUL / カルソニック IMPUL GT-R
佐々木大樹
「12月も間近に迫ったこの時期にレースをするなんてあまりないことですが、NISMO FESTIVALでも同じような時期に走ったことはありますし、それほどレース時期を意識することはありませんね。ここまではあっという間でした。開幕するのはいつもより遅かったけれど、そこからは短いスパンでレースをしてきました。カルソニックにとって、富士は調子がいいサーキットです。ハンディなしのガチンコ対決でもいい勝負ができると思います。この最終戦で自分たちのポテンシャルがどこまで上がったのかを見るチャンスでもあるので、楽しみです」
平峰一貴
「最終戦はみんなハンディウェイトを降ろすので、開幕戦と同じような状況に戻ります。僕たちはわりと富士を得意としている方だと思いますが、それでもそんなに簡単にはいかないだろうと読んでいます。まずは、自分たちの力をしっかりと発揮できるように予選と決勝を進めていきたいです。僕たちは残念ながらチャンピオン争いには入っていませんが、それでもパフォーマンス的にはいいところにつけていると思うので、最低でもトップ5にいて、上位のクルマと争える力はあると信じて頑張ります!」
#24 KONDO RACING / リアライズコーポレーション ADVAN GT-R
高星明誠
「正直に言うと、苦しいレースがあった分、今シーズンは長く感じました。テストが少ないことやシミュレーションしかできないことも影響していたとは思いますが、段階的に前進する、その途中のようなシーズンでした。もちろん、すべてが沈んでいたわけではなく、良い兆しが見えたこともありました。最終戦は、とにかくポイントが獲りたいですね。これだけ寒い中でのレースなので、走ってみないと分からない。今までと違う状況になるかもしれないので、いい形でシーズンを締めくくれるよう頑張っていきます」
ヤン・マーデンボロー
「今年はタフなシーズンでした。思うような結果が得られない時は、早く次のレースをやりたいと思っていたので、今シーズンはあっという間に過ぎていきましたね。まだ第4戦ぐらいに感じています。ポテンシャルを示せたレースでは何かアクシデントに遭ってしまったり、厳しいレースも多かったですね。でも悪いことばかりではなく、素晴らしいと思える瞬間もありました。僕はいつも、笑顔でレースを戦っています。レースが楽しいんです。いつもいい感じで準備はできているし、エンジニアともたくさん話をしてレースに臨んでいます。今回はすべてのクルマがハンディキャップなしで走るのでタフなレースになると思いますが、一生懸命戦います!」
SUPER GT第8戦の公式予選が11月28日に富士スピードウェイで行われ、GT500クラスでは#23 MOTUL AUTECH GT-Rが予選6位となりました。
GT300クラスでは、#11 GAINER TANAX GT-Rがコースレコードを更新して予選6位。#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rが7位でした。