モータースポーツ

2020.10.20

Round 6 FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE

NISMO ロニー・クインタレッリのレースプレビュー

チャンピオン争いも見据え、表彰台獲得を目標に戦います

鈴鹿サーキットとGT-Rは相性がいいですよね。僕自身、思い出のレースが多いです。クルマのコンセプトとして鈴鹿に合っているのだと思いますし、僕たちのチームでいえばセッティングも合っています。中島エンジニアとはMOLAにいたときからずっと一緒にやってきていますが、彼のセットの考え方、鈴鹿に対しての理解力が素晴らしいのだと思います。第3戦で勝った時も、エンジニアの力は大きかったですね。ベースセットが良かったので、信頼して戦うことができました。

第3戦と違うのはハンディウェイトが大きいこと。ただ、ランキングの上位勢との差を詰めるためには今回表彰台に上がることがマストだと思っています。予選でも2列目ぐらいまでには入りたいです。この間の富士ラウンドも50㎏というウェイトを積んで予選で6位でした。あの時よりも、ハンディウェイトがきびしくなっているクルマが増えていますから、それを考えれば十分(2列目までには)入れると思います。強い気持ちで臨みます。

シリーズ争いを考えると、ランキング上位のマシンに大量ポイントを獲らせないことも大事になってきます。GT-Rは鈴鹿で強いクルマだと思うので、みんなで上位に行けるよう頑張ります!

NDDP RACING with B-MAX 千代勝正のレースプレビュー

相性のいい鈴鹿で、思いっきり戦います

過去の戦績を振り返ると、GT-Rと鈴鹿サーキットとの相性はいいと思います。特に今年のGT-Rはコーナリング重視のクルマになっているので、コーナーの多い鈴鹿はいい結果を出せるのではと期待しています。夏の時期に開催されていた鈴鹿1000kmは、ミシュランタイヤも調子が良かったような記憶がありますね。今回はそれと比べるとずいぶん気温も下がって涼しいコンディションになりますので、そういう点では未知数な部分もありますが、今年は第3戦で23号車が優勝していますし、コンディションに関してはそれも見越してミシュランタイヤさんもいいタイヤを作ってきてくれているので、僕たちは一生懸命走るだけ。思いっきりいくだけです。

前回の富士戦からサーキットに観客が入れるようになりました。その初戦で、僕たち3号車はスタート早々にストップすることになり、残念なレースになってしまいました。今回はしっかりと、ゴールまで走り切ってチェッカーを受けることはもちろんですが、上位で戦いたいです。ハンディ的にも、周りはウェイトが重かったり、燃料リストリクターの制限がかかってきたクルマも増えましたし、僕たちにもチャンスはある。いける自信があります。

サーキットで見てくれる皆さんにも、テレビの前で応援してくれる皆さんにも、前回の分までいい走りを見せられるよう頑張ります!

 
SUPER GT インフォメーション : Round 6