2020.07.18
#23 NISMO / MOTUL AUTECH GT-R
松田次生
「今まで開幕戦と言えば岡山でしたが、今回富士になったことや、無観客開催ということ、いろんなことを含めて今までにない開幕戦になりそうなので、複雑な思いはありますが、レースができることは僕たちにとってうれしいこと。感謝したいですね。
長い自粛期間、自分たちがやるべきことをきちんとやってきました。明日は本当に展開が読めませんが、チームの戦い、自動車メーカー、タイヤメーカーの戦いになると思います。とにかく自分たちが今できることをして、力を出し尽くすことが僕たちの使命です。最後まで力強い走りを見せたいです。
ファンの皆さんは生でSUPER GTを見られないのが残念だと思いますが、絶対に見られる日は来るので、今はSNSやテレビで応援してください。僕たちはいい見せ場を作れるよう頑張ります!」
ロニー・クインタレッリ
「4月ごろは、今シーズンは本当にレースができるんだろうかという心配があったので、通常のスケジュールと違って7月の開幕にはなりましたが、やっとSUPER GTをスタートできるんだというのは嬉しい気持ちです。それに僕と松田選手にとって思い入れのある特別なサーキットで開幕するのも気持ちがいいです。
明日は天候が不安定な感じなので、強いチーム、強いドライバーたちがチャンスをつかめるようになると思います。2人で頑張って、チーム含めて強いところを見せたいですね。
サーキットでの観戦はできないですが、今はYouTubeやテレビ、SNSでもSUPER GTを楽しむことができます。明日は朝から夕方まで、ワクワクする1日になると思うので、久々のSUPER GTを思いっきり楽しんでほしいです」
#3 NDDP RACING with B-MAX / CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
平手晃平
「いよいよ開幕が明日に迫ってきましたが、変則的なスケジュールというのもあって、なかなかモードに入りきれていないのが正直なところです。とはいっても、フリー走行になればスイッチは入るので、すごく楽しみにしています。明日は雨予報で、その雨量も予報によってまちまち。その中で、予選の走行時間は10分しかありません。こういう、荒れそうなコンディションの時に今まで結果を残してきているので、明日は予選も決勝も自信をもって挑めます。
明日は今年最初のレースで、しかも富士では今年4回レースを戦います。今回はいろいろとチャレンジしてデータを採りたいという思いもあるので、チーム一丸で攻めの姿勢で臨みます。ファンの皆さんにはモニター越しの観戦になってしまうので、モニターの向こう側まで熱い走りを届けられたらと思います。
GT-R4台で力を合わせて、表彰台を狙って頑張ります。「GO! GO! NISSAN」で応援してください」
千代勝正
「新型コロナウイルスの影響で開幕までの時間が空いてしまいましたが、その間、自分の中で開幕に向けた準備を今までよりも時間をかけてできました。ただ気負いすぎるのも良くないと思っていて、今はリラックスしています。準備をしてきた自信がある分、今は落ち着いて明日に備えているという感じです。
GT500フル参戦が1年ぶりで、またルーキーみたいな気持ちで、クルマやタイヤに対してフレッシュな気持ちで向き合っています。もちろん結果を出さなければというプレッシャーもありますが、かなり気合が入っていますね。
お客さんの入らないレースはさみしいですし、皆さんも楽しみにしてくれていたと思いますが、モニター越しに伝えられるものを伝えていきたいと思います。一生懸命走るので、応援よろしくお願いします」
#12 TEAM IMPUL / カルソニック IMPUL GT-R
佐々木大樹
「色々な影響で時期は遅れてしまいましたが、いよいよ開幕できることになって、純粋に楽しみです。体力トレーニングはもちろんですが、自粛期間中は家の中にいることが多かったので、動体視力が衰えないように気を遣って過ごしました。レースができない間、個人がそれぞれでいろんな努力をしてきました。今回ようやく、それぞれの努力を1つに合わせることができます。そういう意味で楽しみにしています。
無観客レースは残念ですが、SUPER GTは絶対に見ていて面白いレースなので、テレビの前でも熱くなってほしいです。
明日はコンディション変化が大きいと予想されています。そういう時はドライバーの見せどころ。僕だけでなく、全ドライバー達が自分たちの引き出しを使って面白いレースにすると思います。日産陣営にもいろんなドライバーがいるので、そういう部分もぜひ楽しんでください」
平峰一貴
「ようやくの開幕戦。とにかく「待ち遠しかった」という思いが一番強いです。顔を合わせて直接のミーティングはできませんでしたが、チームとはメールや電話でやり取りをしたりして、開幕戦に向けてしっかりと話し合ってきました。
今年GT500にステップアップするので、体の面や走りの面、いろいろなところで見直したいことがあったので、この自粛期間中はそういう準備期間として専念できました。時間の許す限りやってきたと思っているので、楽しみにしています。
観客の皆さんがいないレースは、ちょっと寂しい気持ちです。でも遠くからファンの皆さんが僕たちやSUPER GTを応援してくれているのは分かっているので、その思いを乗せて一生懸命走りたいです。とにかく明日は全力で走ります!その姿をぜひ見てもらえたらと思います」
#24 KONDO RACING / リアライズコーポレーション ADVAN GT-R
高星明誠
「通常よりも3か月開幕が遅れましたが、僕たちはこの3か月を有効に使ってきたと思います。だから今から明日の開幕戦が待ち遠しいですし、ファンの皆さんにもいいレースを見せられたらと思っています。
この自粛期間中は感染しないことが第一だったと思うし、そのために、とにかく気を付けて行動をしていました。レーシングドライバーとしては体重維持も重要で、増えないようにコントロールもしていましたね。
今シーズンはチームの体制がいろいろ変わりました。クルマが新しくなったことはもちろん、エンジニアも変わっています。開幕に向けて準備はしてきましたが、レースはやってみないと分からない部分が大きいので、明日は自分たちがやってきたことがどう発揮できるのか、よく見ていきたいと思います。
レースは結果がすべて。明日はそこを見てほしいです」
ヤン・マーデンボロー
「ようやく今シーズンのレースができることになって、今はとてもエキサイティングな気持ちです。自粛期間中は体の調子の維持にとても気を付けました。免疫力を上げられるように食事にも気を遣いましたね。また、シミュレーターやオンラインレースをたくさんやって、レース感を鈍らせないようにしてきました。レーシングドライバーを仕事としている僕たちにとって、レースができない時間が長いのは精神的にとてもつらかったのですが、趣味の写真がその辛さをカバーしてくれました。
お客さんがいないのはとてもさみしいですね。特に、去年までは土曜日の予選後にキッズウォークがあって、たくさんの子供たちが僕たちに会いに来てくれました。それに富士だとたくさんのビッグフラッグがスタンドにあって、それも力になっていました。早く彼らに会いたいです。みんなの前で走れないのは残念ですが、僕やKONDO RACINGを応援してくれるファンのためにも最大限の力で開幕戦を戦います。勝利に向かって頑張るので応援してください」