モータースポーツ

2019.11.02

Round 8 MOTEGI GT 250km RACE

GT500クラス 公式予選

MOTUL AUTECH GT-Rが予選3位

SUPER GT第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」の公式予選がツインリンクもてぎで行われ、#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が予選3位となった。

いよいよ今シーズンの最終戦。また、来シーズンからは車両規則が新しくなるため、現行車両でのレースはこれが最後となる。#23 GT-Rは、第7戦を終えてドライバーズランキングでポイントリーダーと20.5ポイント差の3位につけている。ポールポジションと優勝がマストで、かつ上位2台の成績次第ではあるが、タイトル獲得の権利をもってこの最終戦に挑んだ。#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/フレデリック・マコヴィッキ)、、#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/ジェームス・ロシター)、#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/ヤン・マーデンボロー)ら3台も集大成を飾るべく今大会に臨んだ。

予選日のツインリンクもてぎは秋晴れの真っ青な空が広がった。午前中の公式練習は気温14℃、路面温度20℃というコンディション。#23 GT-Rは終盤10分間のGT500クラス専有走行で松田が1分36秒296をマークしてトップに立ち、上々の滑り出しを見せた。

ピットウォークや併催レースを挟み、午後2時20分にGT500クラスのQ1がスタート。#23 GT-Rは松田がQ1を担当した。ライバル勢が続々とピットアウトしていく中、#23 GT-Rは残り時間が7分を指したところでコースイン。計測2周目に渾身のアタックで1分36秒353をマークして、トップタイムでQ1通過を果たした。#3 GT-Rはマコヴィッキのアタックで10位、#24 GT-Rは高星がQ1を担当し12位となり、Q2進出はかなわなかった。

続くQ2は、#23 GT-Rはクインタレッリがアタック。コースインの際に前後のマシンとの距離が詰まるのを避け、クリアなスペースでウォームアップを開始した。計測3周目に1分36秒128をマークして、暫定トップに立ったが、その後#36 LC500、#6 LC500の2台にこのタイムを更新されてしまい、最終的には3位となった。

松田次生
「クルマとタイヤはとても良かったです。午前中の公式練習でもいいタイムが出ていて、自信をもってアタックできました。ただ、コース後半で前にいたクルマが少し気になってしまい、それがなければもう少し予選のタイムは縮められたかもしれません。ポールポジションが獲れず、非常に残念な結果になってしまいましたが、明日はここから優勝を目指して、みんなで頑張っていきます」

ロニー・クインタレッリ
「とても悔しい予選になりました。タイヤのウォームアップが少し足りず、セクター1がうまくいかず、3コーナー以降でロスを取り戻そうとプッシュしたのですが、途中のタイムを見た瞬間『取り戻しきれないな』と分かりました。トップと2番手の2台のタイムを見ると、思いきりいかないとポールポジションが獲れない戦いでした。僕自身も思いきり攻めた結果、ポールポジションが獲れなかったのはとても悔しいです。明日はここから挽回して、優勝できるよう頑張ります」

公式リザルト:11月2日(土)公式予選

SUPER GT インフォメーション : Round 8