モータースポーツ

2019.11.02

Round 8 MOTEGI GT 250km RACE

GT300クラス予選

リアライズ日産自動車大学校GT-Rがフロントローを獲得

SUPER GT第8戦(最終戦)の公式予選が11月2日にツインリンクもてぎにおいて行われ、#56 リアライズ日産自動車大学校GT-R(平峰一貴/サッシャ・フェネストラズ)が予選2位でフロントローにつけた。

今回のGT300クラスには29台がエントリーした。NISSAN GT-R NISMO GT3は6台が参戦。この大会は最終戦ということで、フル参戦した車両のハンディウェイトは0kgとなり、その車両の本来持つポテンシャル勝負となる。GT-R勢の中でチャンピオン争いに残っているのは#56 GT-Rで、ポイントリーダーとは20.5点差。この予選でポールポジションを獲得することが、チャンピオン争いに残る必須条件となる。

午後2時に始まった15分間の公式予選Q1は、#11 GAINER TANAX GT-Rの安田裕信がトップ通過。#33 エヴァRT初号機X Works GT-Rの道見真也が6位、#56 GT-Rのサッシャ・フェネストラズが9位、そして#360 RUNUP REVAUX GT-Rの青木孝行が15位でQ1を突破した。しかし、石川京侍がアタックした#10 GAINER TANAX triple a GT-Rは21位、田中勝輝がQ1を担当した#48 植毛 GO&FUN GT-Rは28位で、この時点で決勝グリッドが確定した。

トップ16台で争われるQ2は午後2時45分から10分間で行われた。まずは残り2分の時点で#33 GT-Rのショウン・トンがトップタイムをマークするが、#11 GT-Rの平中克幸がこれを更新。さらに終盤、#720 マクラーレンがコースレコードとなる1分45秒907でトップに立った。これに続き「ミスはなく、ベストなアタックでした」と言う#56 GT-Rの平峰一貴がコントロールラインを通過したが、1分46秒033でわずかに及ばす2位。これで逆転チャンピオンの可能性は消えたが、明日は初優勝を目指しての決勝レースとなる。#11 GT-Rは4位、#33 GT-Rは6位、#360 GT-Rは13位となった。

公式リザルト:11月2日(土)公式予選

SUPER GT - GT300クラストップ