モータースポーツ

2019.09.21

Round 7 SUGO GT 300km RACE

GT500クラス 公式予選

CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rが予選7位

SUPER GT第7戦「SUGO GT 300km RACE」の公式予選がスポーツランドSUGOで行われ、#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/フレデリック・マコヴィッキ)が予選7位となった。

シーズン第7戦の今大会は、ウェイトハンディが軽くなり(ポイント×1kg)、#3 GT-Rは16kgのハンディウェイトを搭載。#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は39㎏、#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/ジェームス・ロシター)は18kg、#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/ヤン・マーデンボロー)は16kgとなっている。また、前戦オートポリス大会をドクターストップにより欠場していた#12 GT-Rのロシターは、体調が回復し今大会から復帰した。

午前中の公式練習は曇り空のもと、気温16℃、路面温度21℃と、秋の東北らしく涼しめの陽気でスタート。セッション終盤の専有走行で#23 GT-Rの松田が1分10秒675で全体の2番手タイムをマークした。また、#24 GT-Rも#23 GT-Rに100分の5秒差で6位につけ、調子の良さを見せた。

午前中と同様の曇りの中、午後2時33分にQ1がスタート。#3 GT-Rは平手、#12 GT-Rはロシター、#23 GT-Rは松田、#24 GT-Rはマーデンボローがステアリングを握った。ロシターは開始早々にコースイン。これに続くようにレクサス勢が次々にピットを後にし、日産勢では周囲とのタイミングを計って#3 GT-Rがコースへ向かった。#23 GT-Rは12番目、#24 GT-Rは14番目にコースインした。#3 GT-Rの平手は、計測3周目に1分10秒581をマークし、全体の5位でQ2進出。#23 GT-Rの松田も、#3 GT-R同様に計測3周目にアタックに挑んだが、途中でアタック前のマシンに引っかかってしまい、スローダウンせざるを得なかった。翌周に改めてタイムアタックに向かったが、タイヤのピークは過ぎてしまっており、1分10秒881で暫定8位となった。しかしその後、2台がこのタイムを上回ったため最終的には10位となった。#24 GT-Rは1分11秒117で12位。先陣を切った#12 GT-Rは1分11秒426をマークして14位となった。

午後3時11分にスタートしたQ2で、#3 GT-Rはマコヴィッキがアタックを担当。セッションが開始してから約1分半が経過したところでコースインした。気温、路面温度もQ1と比べて下がり、マコヴィッキは丁寧にタイヤをウォームアップしてアタック。公式練習での自己ベストタイムを1秒以上削り、1分11秒026をマーク。7位を確保した。

平手晃平
「事前の公式テストではマシンに不具合があったのですが、それを改善してもらったおかげで、今日は走り出しからいいフィーリングを感じていました。Q1もいいアタックができたと思います。今日の僕の仕事はQ1を突破してフレッドにつなげることだったので、それをクリアできて良かったです。明日もフレッドとチームと力を合わせて追い上げていきたいと思います」

フレデリック・マコヴィッキ
「簡単な予選ではありませんでした。公式テストを病気で休んでしまい、久々にSUGOを走ることになりましたし、Q2のアタックはSPの1と2で少しミスをしてしまいました。ただ、僕たちにとってポジティブなのは、レースに強いクルマを持っているということです。ドライでもウェットでもいいパッケージを持っていると思っています。シーズンの前半は、調子が良かったのに小さなミスやトラブルで表彰台を逃していました。今回は良い調子を取り戻して、表彰台には上がりたいと思います」

公式リザルト:9月21日(土)公式予選

SUPER GT インフォメーション : Round 7