モータースポーツ

2019.08.03

Round 5 FUJI GT 500mile RACE

GT500クラス 公式予選

MOTUL AUTECH GT-R、今季3度目のポールポジション獲得

SUPER GT第5戦「FUJI GT 500mile RACE」の公式予選が富士スピードウェイで行われ、#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)が今季3度目のポールポジションを獲得。#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/フレデリック・マコヴィッキ)が2位に続き、明日の最前列グリッドをNISSAN GT-Rが占めることとなった。

前戦タイから約1か月のインターバルを挟み、SUPER GTが国内ラウンドに戻ってきた。8月に入って一気に気温も上がり、午前中の公式練習は、気温28℃、路面温度31℃というコンディションで始まった。日差しが強く、セッション終了時には気温32℃、路面温度は40℃まで上昇。公式練習では、32㎏のハンディウェイトを搭載する#3 GT-Rが、マコヴィッキのアタックでトップタイムを記録。#3 GT-Rと約0.1秒差で#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/ジェームス・ロシター)が3位、#23 GT-Rが4位、#24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R(高星明誠/ヤン・マーデンボロー)が5位と、GT-Rは全車が速さを見せて、公式予選の好結果が期待された。

GT500クラスの公式予選Q1開始は15時10分。気温31℃、路面温度40℃と、公式練習の終盤とほぼ変わらないコンディションだった。#3 GT-Rはマコヴィッキ、#12 GT-Rは佐々木、#23 GT-Rは松田、#24 GT-Rは高星がQ1を担当。#23 GT-Rと#12 GT-Rの2台は全体の中でも早めにコースイン。#24 GT-R、#3 GT-Rはアタックに入る列の後方に並んだ。#23 GT-Rは計測3周目に1分28秒904をマークしトップに。残る3台も計測3周目でベストタイムを記録するが、#3 GT-Rは暫定6番手、#12 GT-Rは暫定10番手、#24 GT-Rは8番手。3台はそれぞれ2周連続アタックでさらに自己ベストタイムを更新。#3 GT-Rは#23 GT-Rと約0.05秒差で2位に浮上。#24 GT-Rも7位に上がり、Q2進出を決めた。#12 GT-Rは0.2秒自己ベストタイムを縮めたが、12位となった。GT500クラスの公式予選Q1開始は15時10分。気温31℃、路面温度40℃と、公式練習の終盤とほぼ変わらないコンディションだった。#3 GT-Rはマコヴィッキ、#12 GT-Rは佐々木、#23 GT-Rは松田、#24 GT-Rは高星がQ1を担当。#23 GT-Rと#12 GT-Rの2台は全体の中でも早めにコースイン。#24 GT-R、#3 GT-Rはアタックに入る列の後方に並んだ。#23 GT-Rは計測3周目に1分28秒904をマークしトップに。残る3台も計測3周目でベストタイムを記録するが、#3 GT-Rは暫定6番手、#12 GT-Rは暫定10番手、#24 GT-Rは8番手。3台はそれぞれ2周連続アタックでさらに自己ベストタイムを更新。#3 GT-Rは#23 GT-Rと約0.05秒差で2位に浮上。#24 GT-Rも7位に上がり、Q2進出を決めた。#12 GT-Rは0.2秒自己ベストタイムを縮めたが、12位となった。

15時53分から始まったQ2でも、#23 GT-Rのクインタレッリは真っ先にコースイン。#3 GT-Rの平手、#24 GT-Rのマーデンボローは最後にピットを後にした。2周のウォームアップを経て各車がアタック。まずはクインタレッリが1分28秒519をマークしトップに立つ。ライバル勢も次々にコントロールラインを通過するが、クインタレッリのタイムを上回るマシンは現れない。平手が1分28秒649で2番手につけ、マーデンボローは1分29秒335で7番手に。残り時間が1分を切ったところで、1台のマシンが1コーナーでクラッシュを喫し、セッションは赤旗中断。この赤旗をもってQ2が終了となり、#23 GT-Rが今季3度目のポールポジションを獲得した。#3 GT-Rは前戦タイでの予選3位を上回り、今シーズンのベストグリッドを獲得。#24 GT-Rは6位となった。

松田次生
「今回は49㎏というハンディウェイトを積んでいるので、ポールポジションは正直厳しいのではないかと思っていましたが、タイヤとマシンが非常に良く、この結果を出すことができました。去年もこの大会ではポールポジションを獲りましたが、決勝レースの結果は良くありませんでした。僕たちとしてはそのリベンジの意味も込めて、今回は勝ちたいです。ロニーとチームのみんなと一緒に、優勝を目指して頑張ります」

ロニー・クインタレッリ
「開幕戦、第2戦とポールポジションを獲れましたが、そのあとは予選でうまくいかないことが続きました。悪い流れを変えることができて、チームにとってもすごく大きなポールポジション獲得になったと思います。800kmレースは、最後まで誰が勝つか分からない展開になるでしょう。明日に向けてしっかり準備します。まだ今年は優勝できていないので、ミスなく戦い、優勝を目指します」

公式リザルト:8月3日(土)公式予選

SUPER GT インフォメーション : Round 5