GT300クラス決勝

GAINER TANAX GT-Rが9位ゴール

SUPER GT第3戦鈴鹿の決勝レースが5月26日に行われ、予選12位スタートの#11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)が粘り強く走り9位でゴール。2ポイントを加算した。

3万6,000人のファンで埋まった鈴鹿。前日の30℃超えとはならなかったものの、気温29℃の午後2時38分に決勝レースがスタートした。5番グリッドの#10 GAINER TANAX triple a GT-R(星野一樹/石川京侍)は、星野がオープニングラップに4位へ、8番手スタートの#360 RUNUP RIVAUX GT-R(青木孝行/柴田優作)の青木は1周目に6位、2周目に5位へ順位を上げることに成功した。

16周目に130Rで起きたアクシデントのためにセーフティカー(SC)が導入され、21周目に再スタートが切られた。ここで#360 GT-Rがピットインして柴田に交代。#10 GT-Rも22周でピットインして石川に交代した。しかしここで左リヤホイールのナットが噛んでしまい30秒近くをロス。大きく順位を落とすことになった。

#360 GT-Rの柴田は、33周で上位勢のピット作業が落ち着いた時点で6位を走行していたが、ペースが思うように上がらず41周で予定外のピットインをしてタイヤを交換。これで勝負権を失ってしまった。これでポイント獲得のポイント圏内に入ってきたのが第2戦優勝の#11 GT-R。40kgのハンディウェイトを搭載しながら粘り強い走りで9位でフィニッシュ。貴重な2点を加算し、ドライバーランキングも3位にとどまった。

#10 GT-Rは12位、予選21位の#56 リアライズ日産自動車大学校GT-R(平峰一貴/サッシャ・フェネストラズ)は18位、#360 GT-Rは20位、予選27位の#48植毛GO&FUN GT-R(田中勝輝/飯田太陽)は25位、予選15位の#33エヴァRT初号機X Works GT-R(ショーン・トン/マーチー・リー)は28位となった。