モータースポーツ

2019.05.03

Round 2 FUJI GT 500km RACE

GT300クラス予選

リアライズ日産自動車大学校GT-Rがポールポジションを獲得

SUPER GT第2戦の公式予選が富士スピードウェイで行われ、参戦2戦目の#56リアライズ日産自動車大学校GT-R(平峰一貴/サッシャ・フェネストラズ)が、ポールポジションを獲得した。

第2戦にエントリーしたGT300車両は開幕戦同様29台。NISSAN GT-R NISMO GT3は、#10 GAINER TANAX triple a GT-R(星野一樹/石川京侍)、#11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)、#33エヴァRT初号機X Works GT-R(ショウン・トン/マーチー・リー/道見真也)、#48植毛GO&FUN GT-R(田中勝輝/飯田太陽/浜野彰彦)、#56リアライズ日産自動車大学校GT-R(平峰一貴/サッシャ・フェネストラズ)、#360 RUNUP RIVAUX GT-R(青木孝行/田中篤/柴田優作)の計6台がエントリーした。今回は通常の300kmより長い500kmレースとして開催されることもあり、ドライバー3人体制を取ったチームもあった。

午後2時30分、薄い雲のかかる晴れ、気温22℃のコンディションでGT300クラスのQ1がスタート。ここで#56 GT-Rのフェネストラズが2位、#33 GT-Rのトンが8位、#10 GT-Rの星野が10位、#360 GT-Rの青木が11位、#11 GT-Rの安田が16位でトップ16が残れるQ2へ進出を決めた。#48 GT-Rの飯田は29位で、ここでグリッドが確定となった。

午後3時15分に16台の車両によりQ2がスタートした。#56 GT-Rの平峰は、セッション残り3分を切った時点で唯一1分36秒を切る1分35秒871をマークしてトップ。その後もこのタイムを上回る車両はなく、平峰自身2度目、チームとして初めてのポールポジションを獲得した。#11 GT-Rの平中は4位、#360 GT-Rの柴田は5位となり、トップ5に3台のGT-Rが入った。#10 GT-Rの石川は14位、#33 GT-Rのリーは15位だった。

サッシャ・フェネストラズ
「僕はQ1を担当したのですが、2位につけることができて良かったですし、Q2ではトップを取れましたし、とてもうれしく思います。クルマもチーム全体も良いコンビネーションですし、カズキ(平峰)も良い仕事をしてくれました。とてもハッピーです。明日のレースは長いのですが、ベストを尽くしてトップでゴールに帰って来たいです」

平峰一貴
「自身2回目のポールポジションということですが、まだあまり実感がありません。クルマは公式練習から仕上がりが良い状態でした。公式テストの時からサッシャと相談しながらセットアップしてきましたが、チームもしっかりクルマを仕上げてくれました。Q1でのサッシャの好タイムも良いプレッシャーになりました。決勝レースは長いですが、ライバルに負けないように頑張ります」

公式リザルト:5月3日(金)予選結果

SUPER GT - GT300クラストップ