モータースポーツ

2018.08.05

Round 5 FUJI GT 500mile RACE

GT300クラス決勝

GAINER TANAX triple a GT-Rが8位入賞

猛暑日となった8月5日(日)、富士スピードウェイでSUPER GT第5戦「富士500マイルレース」が行われ、GT300クラスは、#10 GAINER TANAX triple a GT-R(星野一樹/吉田広樹)が8位入賞を果たした。

夏休み中の長距離レースとして、今シーズンから500マイルレースとなったこのレース。予選3位からスタートした#10 GT-Rはポディウムフィニッシュが期待された。前半はスタートドライバーの吉田が軽快なラップを刻み、序盤のうちに上位陣をパスして2位を走行。星野へとステアリングを渡し、再び吉田に交代するルーティンを繰り返し、3位~5位の上位ポジションを常にキープしながら上位進出の機会を伺った。ところが、レースが2/3を消化しようとする112周目、前走車と6位を巡ってバトルを展開しながら#10 GT-Rがレクサスコーナーに進入すると、前走車と接触したGT300マシンが#10 GT-Rの目の前でスピンして停車。ドライブしていた星野は、とっさの対応でスピン車両の手前でストップ。接触はなくマシンへのダメージは免れたが、その後停車中の2台の両脇を後続車がパスして行き、#10 GT-Rは10位へとポジションダウンを強いられることとなった。最終のピットストップを終えた後は9位を走行したが、レースフィニッシュ間際に8位に順位をあげ、選手権ポイント4を手にした。一方、GT300クラスのランキング首位で今回のレースを迎えた#11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)は、重いハンディウェイトのためなかなか上位進出が叶わず、15位を走行中の終盤にフロントブレーキに不具合が発生。ピットガレージに帰り着いたものの、修復不能と判断され、無念のリタイヤとなった(22位完走)。

予選19位から決勝レースをスタートした#360 RUNUP RIVAUX GT-R(柴田優作/青木孝行/柳田真孝)は、第3ドライバーの柳田がロングスティントを担当。長丁場を乗り切り、12位でレースを終えた。また、24番グリッドからスタートした#48 植毛GT-R(田中勝輝/飯田太陽/リチャード・ブラッドリー)も、5時間にも及ぶ戦いを耐え抜き、18位でチェッカーフラッグを受けた。

公式リザルト:8月5日(日)決勝結果

SUPER GT - GT300クラストップ