モータースポーツ

2018.08.04

Round 5 FUJI GT 500mile RACE

GT300クラス予選

GAINER TANAX triple a GT-Rが予選3位

SUPER GT第5戦富士ラウンド公式予選が、8月4日(土)に富士スピードウェイで行われ、GT300クラスは、#10 GAINER TANAX triple a GT-R(星野一樹/吉田広樹)が予選3位となった。

第4戦タイラウンドから1ヶ月、今回は全29台のGT300マシンがエントリーした。GT-R勢は、GAINERからNISSAN GT-R NISMO GT3 2018年モデルの#10 GT-R、#11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)の2台に、タイラウンドをスキップした#48 植毛GT-R(田中勝輝/飯田太陽/リチャード・ブラッドリー)、#360 RUNUP RIVAUX GT-R(柴田優作/青木孝行/柳田真孝)の4台。#360 GT-Rには、開幕戦で負傷した柴田が復帰し、第3ドライバーとして柳田がスポット参戦することとなった。前戦タイで優勝しシリーズランキング首位となった#11 GT-Rは、ハンディウェイト74kgを積んでいる。一方、#10 GT-Rは、ハンディウェイト2kgで公式予選に臨んだ。

ノックアウト予選のQ1が行われた午後2時35分時点の気温は31℃で、路面温度は44℃。湿度も高く、うだるような天候であった。青木がドライブした#360がいち早く1分 38秒951の好タイムを記録するものの、その後ライバルのベストタイム更新が続き、最終的には20位でQ2進出を逃した。一方、#10 GT-Rは星野が1分38秒342のベストタイムを記録して3番時計。平中がアタックを担当した#11 GT-Rは、10位でQ2進出を果たした。2台のGT-Rを含む14台が出走したQ2は、#10 GT-Rの吉田が渾身のアタックを見せて、3位を獲得。安田がドライブする#11 GT-Rは、予選10位で5列目グリッドを手に入れた。最終的に、1台が4輪脱輪走行によるラップタイム削除を受けて順位を下げたことから、#360は19番グリッドから、#48 GT-Rは24番グリッドから決勝レースをスタートすることとなった。

星野一樹 (#10 GAINER TANAX triple a GT-R/予選3位)
「公式練習では赤旗中断などもあってニュータイヤがはけず、マージンのない状態で予選に臨むことになりました。クルマの調子もタイヤもとてもいいので、落ち着いていけば絶対に大丈夫だと思い、とにかくQ1を突破して吉田選手にバトンをつなぐことを考えて走りました。ここまでなかなか結果が出せずに悔しいレースが続いていますが、明日もとにかく落ち着いて、結果を出せるように頑張ります。予選では3番手ですが、ここから一番上を目指したいと思います」

吉田広樹 (#10 GAINER TANAX triple a GT-R/予選3位)
「Q1を走った星野選手のコメントから、マシンの状態は少しアジャストしてQ2に挑みました。そのおかげもあってタイムの伸び幅は良かったのですが、周りも思った以上にタイムが良く、驚いています。前戦タイでも速さを見せることはできたのに非常に悔しい結果になってしまったので、今回はその分の気持ちも晴らせるように頑張ります」

公式リザルト:8月4日(土)予選結果

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