モータースポーツ

2018.05.19

Round 3 SUZUKA GT 300km RACE

GT300クラス予選

GAINER TANAX triple a GT-Rが予選11位

5月19日(土)に鈴鹿サーキットにてSUPER GT第3戦鈴鹿300kmの公式予選が行われ、GT300クラスには4台のNISSAN GT-R NISMO GT3が出場。うち2台がQ2に進出し、#10 GAINER TANAX triple a GT-Rが11位でGT-R勢の最上位となった。

今回GT300クラスは、全29台がエントリー。第2戦富士で3位に入りチャンピオンシップランキング4位につけている#11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)は、34kgのハンディウェイトを積んでいる。その他3台のNISSAN GT-R NISMO GT3はハンディウェイトなしで、#10 GAINER TANAX triple a GT-Rは星野一樹と吉田広樹がコンビを組み、DIJON RACINGの#48 植毛GT-Rは、前戦富士からチームに加入したリチャード・ブラッドリー(英国)が田中勝輝のパートナーとなる。また、#360 RUNUP RIVAUX GT-Rは、富士と同様に田中篤と青木孝行のふたりがラインアップされた。

Q1が行われた午後2時時35分時点の気温は20度で、路面温度は36度。晴天ながら風が強いため、路面温度は予想以上に上がらなかったと言える。GT-R各車は、#11 GT-Rは安田、#10 GT-Rは吉田が、#48 GT-Rは田中、#360 GT-Rは青木が、Q2進出にできるトップ14位以内のポジションをかけて15分間のQ1セッションに臨んだ。アタックラップで1分58秒063をマークした#360 GT-Rに続き、#10 GT-Rも1分57秒157を出し、GT-R各車は波に乗るかと思われたが、チェッカーまであと1分24秒を残した時点で赤旗が提示され、セッションは中断。#11 GT-Rはアタックのタイミングを逃してしまう。赤旗の原因となったクラッシュ車両が排除され、残り時間が6分に延長されて予選は再開された。しかし、#11 GT-Rはそれまでの自己ベストタイムだった1分58秒218を上回るタイムを出すことができず、16位でQ2進出を逃した。#48 GT-Rも27位で予選を終えた。

10分間のQ2 は、2台のGT-R GT3の上位進出が期待されたが、#10 GT-Rは星野が1分57秒779で13位、#360 GT-Rの田中は2分02秒425で14位となった。しかし予選後、4輪脱輪走行によりタイム抹消の措置を受けたマシンがいたため、最終的には#10 GT-Rが11位、#360 GT-Rは13位のグリッドを得た。

公式リザルト:5月19日(土)予選結果

SUPER GT - GT300クラストップ