モータースポーツ

2018.05.03

Round 2 FUJI GT 500km RACE

GT300クラス予選

#11 GAINER TANAX GT-Rが予選9位

5月3日、富士スピードウェイにてSUPER GT第2戦富士500kmレースの公式予選が行われ、#11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)が9番手タイムを記録した。

前日から降り続いた雨は朝には止んだが、濃霧がスピードウェイを包み込んだ。これによって、この日午前中に予定されていた公式練習は午後に順延となり、時間も30分間に縮められることとなった。開幕戦同様、第2戦には4台のNISSAN GT-R NISMO GT-3がエントリー。2018年モデルGT-R GT3を擁するGAINERは、#10 GAINER TANAX triple a GT-R に星野一樹/吉田広樹の2名、#11 GAINER TANAX GT-R に平中克幸/安田裕信のふたりが乗る。#48 植毛GT-R は、今回の決勝レースが500kmと長いため、田中勝輝/飯田太陽の2名に加え、世界耐久選手権(WEC)などで活躍するリチャード・ブラッドリー(英国)を追加エントリーし、#360 RUNUP RIVAUX GT-R は、開幕戦岡山で負傷した柴田優作に代わって田中篤が青木孝行のパートナーとなる。

公式練習の前に行われたピットウォークまでには一気に視界が晴れて青空が広がり、コースはドライとなった。公式練習では、#11 GT-Rの平中がGT-R勢最上位の12番手。20分間のセッション1回のみに改められた公式予選は、気温21℃、路面温度34℃というコンディションでスタートした。各車ドライバー1名がタイムアタックを担当し、ヨコハマタイヤを装着する#10 GT-Rの星野はGT300予選で9番目にコースインし、計測3周目に1分37秒369を記録。その後ピットインし、2セット目のタイヤに履き替えて再度アタックするが、タイムアップは叶わなかった。ダンロップタイヤを装着する#11 GT-Rの平中は、同様に計測3周目に1分37秒444をマークし、後半ニュータイヤに交換して再度プッシュし、終盤に1分37秒103を出して8番手となった。#10 GT-Rは最終的には11番手に落ちついた。2015年モデルのNISSAN GT-R NISMO GT3を駆る#360 GT-Rの青木は、予選後半に1分37秒642で16番手。ブラッドリーの#48 GT-Rは、セッション残り10分からコースインし、1分39秒204で27番手となったが、その後四輪脱輪の裁定が降り、ベストタイム抹消となった。

公式リザルト:5月3日(木)予選結果

SUPER GT - GT300クラストップ