モータースポーツ

2018.04.07

Round 1 OKAYAMA GT 300km RACE

GT500クラス 公式予選

SUPER GT 2018開幕 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rが3番グリッド獲得

2018年のSUPER GTが開幕。オープニングラウンド岡山大会の公式予選で、#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(本山哲/千代勝正)が3番グリッドを獲得した。

岡山国際サーキットに今季のSUPER GTを戦うマシンが集結した。日産勢は、今年も4台のNISSAN GT-R NISMO GT500がGT500クラスに参戦。#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)、#3 GT-R(本山哲/千代勝正)、#12 カルソニック IMPUL GT-R(佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー)、#24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠)が、開幕ダッシュを目指して戦う。

準備日となる6日(金)に降った雨は予選日の朝までコース上に残り、午前中に行われた練習走行はWET宣言の下でスタートした。#23 GT-Rはクインタレッリがステアリングを握り、セッションの序盤から好タイムを記録し、タイミングモニターの上位に名を連ねた。周回を重ねていくうちに路面は次第に乾き、全体的にタイムも上がっていたが、専有走行が始まる前に雨が落ちてきたことから、ふたたび路面はウェットコンディションに。最後のアタックでベストタイムを更新するマシンはなかったが、最終的に#23 GT-Rが3番手、#24 GT-Rが6番手と2台が上位につけた。#12 GT-Rは10番手、#3 GT-Rは12番手となった。

ピットウォーク前には雨はやみ、サポートレースなどもあったことから路面は完全にドライコンディションへと回復していた。気温9℃、路面温度15℃という状況で、定刻通り15:05にGT500クラスの公式予選はスタート。日産勢の中では、まずは#12 GT-Rの佐々木がいち早くコースイン。残り時間が10分を切ったあたりから、#23 GT-Rの松田、#3 GT-Rの千代、#24 GT-RはGT500フルシーズンデビューとなる高星がコースへと出ていった。その中で、#23 GT-Rの松田が1分19秒台前半のタイムでトップにつけると、連続アタックで1分18秒370までタイムを更新。#24 GT-Rの高星が1分18秒439で松田に続くと、さらに最終ラップで1分18秒160までタイムを削り、トップでQ2進出を決めた。#23 GT-Rは3位、そして#3 GT-Rの千代が5位でQ2進出となった。#12 GT-Rは11位に留まることとなった。

Q1終了と同時に大粒の雨が降りだし、Q2はウェットコンディションとなった。ポールポジション争いに進出した8台のGT500マシンは、セッション開始と同時にコースイン。前のマシンとの間隔をうまく開けてコースへと入っていった#3 GT-Rの本山が、計測1周目から全体のトップタイムを記録すると、毎周ベストタイムを更新して終盤までタイミングモニターのトップにつけた。最終ラップで2台のマシンに逆転を許したが、日産勢最上位の3番グリッド獲得となった。#24 GT-Rはオリベイラがステアリングを握り6番手。クインタレッリがQ2を担当した#23 GT-Rは途中で燃料系トラブルに見舞われ、8番手となった。

インタビュードライバー(掲載順)
千代 勝正 / 本山 哲 / 高星 明誠 / J.P.デ・オリベイラ/ 平中 克幸 / 安田 裕信 / 松田 次生 / ロニー・クインタレッリ

公式リザルト:4月7日(土)公式予選

SUPER GT インフォメーション : Round 1