2018.04.08
4月8日に岡山国際サーキットで2018年SUPER GT第1戦決勝レースが行われ、GT300クラス予選3位の#11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)が77周を走りきり、5位に入賞した。
気温の低い前日の曇天とは打って変わった8日の岡山国際サーキットは、決勝レースのローリングラップがスタートした14時40分にはすっかり晴れ上がり、気温14度、路温22度まで上昇した。3番グリッドから安田がスタートした#11 GT-Rはスタートダッシュに成功し、1周目に2位でホームストレートに戻ってくると、8周目のヘアピンコーナーでトップを走る#88ランボルギーニGT3を捉え、9周にわたってレースをリードした。その後猛追してきた#21アウディR8にポジションを譲ることに。また、#31 プリウスGTに先行を許し21周目には3位となる。序盤のファイトでタイヤを使い切ったか早めの27周目に安田はピットインし、平中にドライバー交代。50周もの長いスティントを担当することになった平中の#11 GT-Rは、一旦18位まで後退するものの、徐々に順位を上げ、40周目には9位、その後5位にまで浮上。終盤は危なげない走りでポジションを守り、2018年モデルのNISSAN GT-R NISMO GT3のデビューレースは5位入賞というリザルトとなった。
一方、同じGAINERからエントリーしている#10 NISSAN GT-R NISMO GT3(星野一樹/吉田広樹)は、予選18位から星野がレースをスタート。序盤は我慢の走りで上位進出のチャンスをうかがい、他車との接触やコースオフなどもなく順調に周回を重ねた。粘りの走りによって、ドライバー交代後の38周目に吉田が17位となり、42周目には15位へとポジションをあげていき、最終的には13位でチェッカーフラッグを受けた。
予選20位の#360 RUNUP RIVAUX GT-R(柴田優作/青木孝行)は、オープニングラップで16位に上がるが、18周目のバックストレートエンドで他車に追突されてコースオフ。マシンが破損しリタイヤとなった。また、予選30位の#48 植毛GT-R(田中勝輝/飯田太陽)は、最後まで走りぬき22位でレースを終えた。