モータースポーツ

2018.04.07

Round 1 OKAYAMA GT 300km RACE

GT300クラス予選

SUPER GT開幕戦予選、#11 GAINER TANAX GT-Rが3番グリッド獲得

SUPER GTの2018シーズンが岡山国際サーキットで開幕。4台のNISSAN GT-R NISMO GT3が公式予選に臨み、#11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)が決勝レースに向けて3番グリッドを獲得した。

2018年のSUPER GT GT300クラスには、4台のNISSAN GT-R NISMO GT3がエントリー。そのうち、#11 GT-Rと#10 GAINER TANAX triple a GT-R(星野一樹/吉田広樹)の2台は2018年仕様のNISSAN GT-R NISMO GT3。#48 植毛 GT-R(田中勝輝/飯田太陽)、#360 RUNUP RIVAUX GT-R(柴田優作/青木孝行)の2台は2015年仕様のNISSAN GT-R NISMO GT3で戦う。

曇り空の中で始まった公式練習は、GT300クラスの専有走行が始まる直前に大雨に見舞われ、最後のタイムアタックが満足にできないマシンも多かった。そんななかで、#11 GT-Rは安田が1分1分26秒595をマークし6番手につけた。

昼には日差しもさしてきたことから、公式予選までに路面状況は回復し、Q1はドライコンディションでの走行となった。Q2に進めるのは、全29台中14台。まずはこの中に入ることがターゲットになる。
15分のセッション前半は気温も低いことから各車なかなかタイムが上がってこなかったが、残り時間が5分を切ったところで次々に自己ベストタイムを更新していった。日産勢では#11 GT-Rの平中が1分25秒619を記録して暫定2番手につけ、最終的に3位でQ1を突破した。星野がQ1を担当した#10 GT-Rは1分26秒524で17位とQ2進出に僅かに届かず。#360 GT-Rは青木が担当し19位、#48 GT-Rは田中が担当したが、終盤にスピンを喫し最後のアタックができず29位となった。

GT500クラスのQ1終了直後にスコールのような雨に見舞われ、GT300クラスのQ2はフルウェットコンディションでの戦いとなった。GT-R勢で唯一Q2にコマを進めた#11 GT-Rは、安田がステアリングを握りコースイン。まだ路面に水が多く残っている状況で周回を重ねていった。序盤に4~5番手付近のタイムを記録すると、計測5周目に1分34秒999をマークし暫定3番手まで順位を上げ、さらに最後のアタックで自己ベストタイムを約0.1秒更新。他にもタイム更新を果たしたマシンはいたが、#11 GT-Rは順位をキープし、2018年仕様のNISSAN GT-R NISMO GT3のデビュー戦で3番グリッドを獲得した。

公式リザルト:4月7日(土)予選結果

SUPER GT - GT300クラストップ