モータースポーツ

2026.10.27

ENEOS スーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONE
第6戦 スーパー耐久レースin岡山

ST-Xクラスで#81 GT-Rが2位に入り3戦連続表彰台
ST-Zクラスは#25 Z GT4が今季3勝目を挙げる

10月24日(土)〜25日(日) 岡山国際サーキット(岡山県)

10月24日(土)〜25日(日)、岡山県の岡山国際サーキットにおいて、ENEOS スーパー耐久シリーズ 2026 Empowered by BRIDGESTONE 第6戦「スーパー耐久レースin岡山」が開催されました。

日産勢は、ST-XクラスにNissan GT-R NISMO GT3が1台参戦し、#81 DAISHIN GT-R GT3(大八木龍一郎/藤波清斗/坂口夏月)が2位表彰台を獲得しました。2台のNissan Z NISMO GT4が参戦したST-Zクラスでは、#25 日産メカニックチャレンジ Z NISMO GT4(大塚隆一郎/篠原拓朗/富田竜一郎/松田次生)が今シーズン3回目のクラス優勝を遂げ、シリーズランキングのリードをさらに広げました。

 
 

今大会では、9クラスを速度別の2グループに分け、それぞれに予選、決勝を行うフォーマットが採られました。日曜日の午後に決勝が行われるGr.1は、Nissan GT-R NISMO GT3が参戦する最高峰クラスのST-Xクラス、Nissan Z NISMO GT4が参戦するST-Zクラス、ST-TCRクラス、ST-USAクラスで構成されました。その他のクラスは日曜日の午前にGr.2として、それぞれ3時間レースが行われました。

24日(土)は、台風と秋雨前線による不安定な天候でしたが、路面はドライコンディションで公式予選が行われました。グリッドはAドライバーとBドライバーの合算タイムにより決定されます。#81 GT-Rは、総合/ST-Xクラス2番手でフロントロウを確保。ST-Zクラスは、シリーズランキングでトップに立っている#25 Z GT4が、80kgのサクセスウェイトを搭載しながらもクラス2番手、45kgのサクセスウェイトを搭載している#20 NANIWA DENSO IMPUL with マツモトキヨシ Z(松本貴志/大木一輝/平峰一貴/ジュール・カズキ・トレルイエ)がクラス6番手となりました。

 
 
 
 

25日(日)に行われた決勝は、朝からの雨は上がったものの、路面の一部が濡れていたため、ウェットレース宣言が出されました。13時30分にフォーメーションラップが開始され、シーズン唯一となる3時間の決勝レースがスタートしました。ST-Xクラスでは#81 GT-Rのスタートをジェントルマンドライバーである大八木が担当。オープニングラップでは順位を守り、その後は無理をせず3番手でレースを進めます。以降、大八木は背後につけるSUPER GT GT300クラスで優勝経験のあるプロドライバーから猛攻を受けますが、3番手のポジションを守り抜きます。ライバルが続々とルーティンのピット作業を終えるなか、大八木は規則で定められたAドライバーの最低義務時間である1時間のスティントを走り切り、39周目にピットイン。藤波にドライバーを交代します。ピットインを遅らせる戦略のマシンがいたこともあり4番手でコースに復帰した#81 GT-Rは、すぐに前をいくライバルを攻略し、3番手を取り戻します。50周目には前方のライバルがピットインしたことで2番手に浮上し、レース折り返しを過ぎた時点でトップに立ちました。そして残り1時間を切った直後の76周目に2度目のピット作業を行い、ステアリングを坂口に託します。#81 GT-Rは首位を維持したままレースに戻りチェッカーフラッグを目指しますが、スティント後半に#777 Ferrariが徐々に背後に迫ってきました。坂口はトップを死守し続けましたが、レース残り13分の103周目に逆転を許し、総合2位でチェッカーフラッグを受けました。これにより#81 GT-Rは、出場した3戦連続で表彰台を獲得する結果となりました。

 
 
 
 
 

ST-Zクラスでは、2番手スタートの#25 Zは篠原が、6番手スタートの#20 Zは大木が、それぞれファーストスティントを担当しました。オープニングラップで大木が1台を攻略し、6番手から5番手にポジションアップ。#25 Zの篠原はサクセスウェイトの影響もあり3周目に3番手に後退します。序盤は#52 Toyotaを先頭にトップ5が繋がる混戦となりました。そのなかで#20 Zの大木が4番手に浮上し、30分経過を目前とした18周目に、ひとつポジションを落としていた#52 Toyotaを、篠原と大木がオーバーテイク。これで#25 Zが2番手、#20 Zが3番手に浮上します。1時間が経過した38周目に#20 Zがジェントルマンドライバーの松本にチェンジ。1時間20分を過ぎた49周目には#25 Zがルーティンのピットインで、こちらも同じくジェントルマンドライバーの大塚に交代します。ライバルを含め1度目のピット作業を終えると、タイヤ無交換作戦の#52 Toyotaが再びトップに浮上。2番手にリヤタイヤのみ交換した#34 Audiが続き、4輪タイヤ交換を実施した#25 Zが3番手、#20 Zが5番手となります。このセカンドスティントでは、大塚と松本が安定した走りでポジションをキープ。Aドライバーに義務づけられた最低走行時間を満たす1時間にわたるスティントをミスなく走り切った松本が残り55分時点の74周目にピットインし、平峰にドライバー交代しました。松本のタイヤマネージメントを意識した走りにより、#20 Zはタイヤ無交換でコースに復帰し、平峰は順位を守り切ってクラス5位でフィニッシュしました。

 
 
 

#25 Zは84周目まで大塚が走行してピットインを行い、左側2輪のタイヤ交換で富田をコースに送り出します。フレッシュなタイヤと富田のハイペースで上位に迫り、レース残り20分時点で2番手に浮上しました。そして残り12分の95周目でクラス首位の#34 Audiをオーバーテイクしてトップに。#25 Zはそのまま首位を独走してチェッカーフラッグを受け、今シーズン3回目のクラス優勝を果たしました。#25 Zはシリーズランキングのリードをさらに広げ、ランキング2番手の#52 Toyotaに大きく差をつけて最終戦を迎えることになります。

 
 
 

大八木龍一郎(#81 DAISHIN GT-R GT3)
「自分の担当するスティントはどうにかこなせたのですが、レース終盤ではライバルのペースが良くて、苦労するかたちになってしまいました。次の最終戦も出場して勝ちに行きますので、応援よろしくお願いします」

 
 

大塚隆一郎(#25 日産メカニックチャレンジ Z NISMO GT4)
「チームと一緒に決めたラップタイムでの周回をこなすことができました。チームメイトに繋ぐ走りがしっかりとできて良かったです。この優勝を弾みとして、シリーズチャンピオンを獲得したいです」

 
 

公式リザルト:Rd.6 Gr.1 決勝結果 (スーパー耐久オフィシャルサイトへ)

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