2026.07.28

7月25日(土)~7月26日(日) オートポリス・インターナショナル・レーシングコース(大分県)
7月25日(土)~7月26日(日)、大分県のオートポリス・インターナショナル・レーシングコースにおいて、ENEOS スーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONE 第5戦「スーパー耐久レース in オートポリス」が開催されました。今大会は全クラス合わせて43台が出走、日産勢は6台が参戦したST-XクラスにNissan GT-R NISMO GT3が1台、10台がエントリーしたST-ZクラスにNissan Z NISMO GT4が2台参戦。ST-Xクラスでは#81 DAISHIN GT-R GT3(大八木龍一郎/坂口夏月/青木孝行/徳升広平)がクラス3位表彰台を獲得しました。#25 日産メカニックチャレンジ Z NISMO GT4(大塚隆一郎/篠原拓朗/松田次生/富田竜一郎)はST-Zクラスを制し今季2勝目を挙げ、#20 NANIWA DENSO IMPUL with マツモトキヨシ Z(松本貴志/大木一輝/平峰一貴/ジュール・カズキ・トレルイエ)が3位と、今大会に参戦した日産勢3台がいずれも表彰台に立ちました。


25日(土)、夏の日差しのもと公式予選が行われました。公式予選はAドライバーとBドライバーの合算タイムで予選タイムが算出されます。ST-Xクラスは#81 GT-RのAドライバーを務める大八木が全体の2番手タイムを記録、Bドライバーの坂口はトップタイムをマーク。合算タイムでポールポジションからわずか0.075秒差の予選2番手となり、フロントロウを獲得しました。ST-Zクラスの#25 Z GT4はクラス最重量となる80kgのサクセスウェイトを搭載しながらも、3番グリッドを獲得。#20 Z GT4は6番グリッドから決勝をスタートすることになりました。




26日(日)、前日同様に強い日差しと高温のコンディションで、午前11時に真夏の5時間耐久レースがスタートしました。総合優勝を狙うST-Xクラスの#81 GT-Rの坂口は、スタート直後からポールポジションスタートのライバルである#777 Ferrariのすぐ背後に迫り、チャンスをうかがいます。レース開始18分が経過する頃、#81 GT-Rは第一ヘアピンの手前で#777 Ferrariを抜いて、総合トップに浮上しました。#81 GT-Rは37周目に最初のピット作業を終え、ドライバーを坂口から青木に交代しました。青木は40周にわたって首位のポジションを守り、77周目に大八木に交代。大八木も好ペースを維持して残り1時間10分時点の115周目に最後のピットインを実施し、総合首位で再び坂口がステアリングを握ります。
しかし#81 GT-Rは最終スティントを走り始めた直後、他車を追い抜く際に、他車との接触があり、リヤサスペンションにダメージを負い、ガレージでの修復作業を余儀なくされました。レース残り1時間という段階で総合首位の座を失ったものの、メカニックの懸命な作業により最小限のロスで車両を修復、3番手のポジションでレース復帰に成功しました。坂口はそのままチェッカーまで走り切り、#81 GT-RはST-Xクラスの3位表彰台を獲得しました。






ST-Zクラスでは、3番手スタートの#25 Z GT4の篠原がスタートの混乱で他車と接触し、スピンを喫してクラス最後尾までポジションダウン。一方#20 Z GT4は、スタートを担当した大木が、前戦スポーツランドSUGOと同じくファーストスティントで大きく順位を上げ、レース開始1時間の時点でクラス6番手から3番手まで浮上する力走を見せました。さらに、クラス最下位から驚異の巻き返しを見せた#25 Z GT4が4番手に。#20 Z GT4は35周目に最初のピット作業を行い、大木からトレルイエにドライバー交代。38周目には#25 Z GT4がピットインし、篠原からAドライバーの大塚にバトンが渡されました。クラス2番手でコースに復帰したトレルイエと、そのすぐ後ろにつけた大塚は好ペースでの走行を重ね、Nissan Z NISMO GT4がクラス2番手、3番手を占めるかたちでレースは後半戦へと入りました。


71周目に#20 Z GT4が2度目のピットインを行い、Aドライバーの松本がステアリングを握ります。#25 Z GT4は74周目に大塚から松田に交代。松田は#20 Z GT4をパスしてクラス2番手に浮上し、さらに#52 Toyotaを追い抜いて、ついにクラス首位に。他のクラスからの追突を受け、リヤバンパーを破損する中、クラス首位のポジションを守り切りました。残り1時間15分を前にした108周目、#25 Z GT4は最後のピットインを行い、松田から富田にステアリングが託されました。ライバルの#52 Toyotaはその1周後に最後のピット作業を、タイヤ2本のみの交換とし短時間で終えて、先行してコースに復帰。#25 Z GT4はその背後で逆転を狙います。126周目、富田がタイヤ4本交換の利点を活かし、#52 Toyotaをオーバーテイクして再びトップの座を取り戻し、安定したペースで今季2度目となるクラス優勝を果たしました。#20 Z GT4は、今回がオートポリスでの初レースとなる松本が、安定したペースで36周を走破し、平峰にバトンを繋ぎ、クラス3位でゴール。#20 Z GT4は今季初の表彰台となり、Nissan Z NISMO GT4が1-3フィニッシュという結果になりました。#25 Z GT4はチャンピオンシップ首位で、残り2戦に挑みます。




大八木龍一郎(#81 DAISHIN GT-R GT3)
「オートポリスはこれまであまり得意でないイメージがあったのですが、ライバルにも離されず、自分が思っていたよりもペース良く走ることができました。終盤の接触で悔しい思いをしましたが、次戦の岡山にも出場する予定ですので、応援よろしくお願いします」


大塚隆一郎(#25 日産メカニックチャレンジ Z NISMO GT4)
「タイヤを労りながら自分のスティントを走り切ることができました。チームが一丸となって戦った結果の優勝だと思います。チャンピオンシップも考えて、次の岡山でも勝ちが狙えるようなレースをしていきたいです」


公式リザルト:Rd.5 決勝結果 (スーパー耐久オフィシャルサイトへ)
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