2020.10.14
10月10~11日 スポーツランドSUGO(宮城県)
10月10日(土)~11日(日)、スポーツランドSUGOでピレリスーパー耐久シリーズ第2戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」が開催され、#9 MP Racing GT-R(JOE SHINDO/柴田優作/影山正美/井上恵一)がST-Xクラス3位となりました。
開幕戦となった富士24時間レースから約1か月のインターバルを挟んで開催された第2戦は、全8クラスを2つに分けてそれぞれ3時間の耐久レースとし、NISSAN GT-R NISMO GT3の参戦するST-XクラスとフェアレディZが参戦するST-3クラスは11日に決勝レースが行われました。当初は10日に予選が行われる予定でしたが、雨と霧によりセッションが中止となり、スターティンググリッドは開幕戦の結果に基づいて決定。#9 GT-Rは3番グリッドからスタートしました。なお開幕戦で3位表彰台を獲得した#81 DAISHIN GT3 GT-Rは、開幕大会時のクラッシュによる車両へのダメージが大きく、今大会は欠場。GT-Rは1台のみのエントリーとなりました。
雨の中行われた決勝で、スタートドライバーの柴田はいったん5番手まで順位を下げますが、3周目を過ぎるころからペースアップ。24周目には再び3番手に順位を戻すとトップの2台を追いかけました。#9 GT-Rは最初のスティントを長めにする戦略で、柴田は約1時間半を走行。ST-Xクラスの中では最後にピットインし、2スティント目の影山に交代します。影山はトップ争いの2台の真後ろでコース復帰。再び2台を追いかける展開になりました。
序盤に順位を落としていたライバルマシンの#31 レクサス RC Fが、レース後半に復調し、#9 GT-Rは一時4位に後退。しかし影山はこれに食らいついていき、2台揃って上位に近づいていきました。影山は1台をかわして3位に復帰し、さらに周回遅れを利用して#31 RC Fをかわし2位に浮上。そして翌周にはトップに躍り出ました。
残り時間が1時間を切り、#9 GT-Rは2度目のピット作業でSHINDO にドライバー交代します。トップとは約11秒差の暫定2番手でコース復帰しましたが、3番手とは3秒を切る差で、タイヤのウォームアップを行っている間に3位に下がってしまいます。4位から#9 GT-Rに迫ってくるのは#31 RC Fで、残り40分は激しい表彰台争いが展開されました。終盤は#31 RC Fが背後に迫りますが、SHINDOは落ち着いて走行。最後まで3位を守り切りチェッカーを受け、表彰台を獲得しました。
5台で争われたST-3クラスには、2台のフェアレディZが参戦。#15 岡部自動車RECAROフェアレディZ(長島正明/小松一臣/たしろじゅん/山崎学)がクラス3番手からスタートし、終盤に上位のマシンがコースアウトしたことでポジションアップし、2位でチェッカーを受けました。
公式リザルト:Rd.2 決勝結果 (スーパー耐久オフィシャルサイトへ)
SUPER TAIKYU トップ