モータースポーツ

2018.04.16

MALAYSIA SEPANG INTERNATIONAL CIRCUIT

ブランパンGTシリーズアジア開幕戦で18年型GT3がデビュー

2018年のブランパンGTシリーズアジアが4月13日にマレーシアで開幕し、KCMGから2台の2018年型NISSAN GT-R NISMO GT3が参戦。レース1では#23GT-Rが総合5位、レース2では#18 GT-Rが総合7位と、そろってシリーズポイントを獲得した。

開幕戦が行われたセパン・インターナショナル・サーキットは、2018年仕様のNISSAN GT-R NISMO GT3のブランパンGTシリーズアジアデビューの舞台となった。計29台のエントリーのうち21台がGT3車両で、Pro /Amクラスに9台、シルバークラスに8台、Am/Amクラスに4台が参戦。この開幕戦と次のタイでのレースにスポット参戦する松田次生と、ペアを組む谷口行規(Pro / Amクラス)がドライブする#18 GT-Rは、金曜日の練習走行でトップタイムを記録。土曜日に行われた2回の予選では、谷口が総合13位、松田が3位というポジションを得た。

土曜日に行われたレース1では、#18 GT-Rは谷口がスタート序盤に他車との接触を避けるようといったんポジションを後退。ピットレーンオープンとなった12周目に松田へとドライバー交代し、最終的には総合13位、クラス6位でフィニッシュした。予選3位からスタートすることになったレース2では松田がスタートを担当。上位入賞を狙ったが、総合7位、クラス4位という結果でポイントを獲得した。松田は「全体的には良い週末になりました。NISSAN GT-R NISMO GT3のブランパンGTシリーズアジアデビューはトラブルフリーで、マシンの可能性を見せてくれました。次のタイ戦が楽しみです。目指すは表彰台です」とデビューレースを振り返った。

エドアルド・リベラティ/フローリアン・シュトラウス(シルバークラス)というドライバーラインナップで臨んだ#23 GT-Rは、レース1では総合5位、クラス4位を獲得。レース2では総合9位、クラス4位という結果になった。リベラティは、「ポジティブな週末でした。小さなトラブルはありましたが、クルマはよかったですし、チームメイトのフローリアンはいい仕事をしてくれて、両レースでポイントも獲得できました。レース1、2ともにクラス4位というのは、とてもいいスタートです」とコメント。シュトラウスも「マシンのセットアップがとても良かったです。チームの努力に感謝します。いいスタートが切れたので、さらに進歩して、チャンピオンシップを勝ち取るためにできるだけ多くのポイントをつかみたいと思います」と語った。

公式リザルト:Rd.1 決勝結果
公式リザルト:Rd.2 決勝結果

ブランパンGTシリーズアジア トップ