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ボディシェル 「軽量・高剛性」
車両の骨格というべきボディにはの強靭なボディを実現する為、ドア開口部へのスポット溶接の追加に加え、溶接熱によるボディの変形が発生し易い部位にはCFRP成型品の貼り付けを接着方式で行っています。
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スポット溶接増打ち部位 |
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・ドア開口部 |
CFRP材張り込み部位 |
・フロントストラットアッパー部 ・フードリッチレインフォース部 ・センタートンネル部 |
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サスペンション 「SACHS」社製 Z-tuneスペシャル
ハンドリング性能に大きく影響するサスペンションパーツには、GT500車両でも使用実績のある「SACHS製」ダンパー(車高、減衰力・3way調整式)をベースに「Z-tune」専用にチューニング。Sタイヤ装着によるクローズドサーキットでのハイスピード走行に加え、スポーツラジアル装着によるストリート走行まで、幅広い走行状況に対応します。
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減衰力調整(3way) |
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車高調整式(SACHS社製ベース) |
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バネ定数 |
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フロント:137N/mm(14kg.f/mm) リア:137N/mm(14kg.f/mm) |
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サスペンションリンク |
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ジオメトリー変更用サイズ変更品 |
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サスペンションブッシュ |
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ゴム硬度アップ&フリクション低減品 |
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ブレーキ 「brembo」社との共同開発 Z-tuneスペシャル
Sタイヤ装着時の目標性能を1.6Gとして開発されたブレーキシステムは、「brembo」社との共同開発で生み出されたモノブロック6ピストンキャリパー(フロント用)を始め、φ365mmのローター径を持つ2ピ−ス・フロントブレーキローター、(株)KIRYUと共同で開発されたφ355mm1ピース・リアブレーキローター等のパーツにより構成され、さらにこれらのハイパフォーマンスパーツの性能を生かしきる為、ABS制御ユニットを専用にチューニングしています。また、アテーサET−S、アクティブL.S.D.については、エンジン出力の向上にともない、フロントへのトルク配分の適正化、リデファレンシャルの効きの向上をはかる等のチューニングを行なう事により、ベース車両である「スカイラインGT−R(BNR34)」が本来持っているハンドリングの良さを忠実に再現しました。
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フロント |
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「brembo」社製 モノブロック6ピストンキャリパー φ365mm2ピースベンチレーテッドディスク |
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リア |
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「brembo」社製 4ピストンキャリパー 「KIRYU」社製 φ355mm1ピースベンチレーテッドディスク |
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タイヤ
車両と路面の唯一の接点である「タイヤ」にはニスモのレース活動を長年に渡ってサポートし続けるブリヂストン製を採用。公道走行時には「POTENZA REO1R 265/35R18」そしてクローズド・サーキットでのスポーツ走行時には新開発「POTENZA RE55S 265/35R18」を装着する事により、走行シーンに応じた最高のパフォーマンスを発揮します。
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ホイール “GT500モデル”
そしてこのワイドタイヤと組み合わせるホイールには、ブリヂストン社と同様にニスモのレース活動で長年に渡ってパートナーを努める「RAYS」社と新規に共同開発した軽量鍛造アルミホール「LM GT4”GT500モデル”」のブラックカラーを採用。
GT500レース車両同様のリム形状/カラーを持つこのホイールをベースにリム幅・オフセットを「Z-tune」専用にリサイズ(18X9.5J OFF+5)。
徹底した走行性能の追及はホイールにも及んでいます。
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クラッチ「SUPER COPPERMIX TWIN」採用
パワートレーンパーツの代表であるクラッチには、「441kw(600ps)/589N・m(70kg・m)対応」そして「究極の扱い易さ」をキーワードに新開発した「SUPER COPPERMIX TWIN」を採用しました。「NISMO R34GT−R Z−tune」の為に開発された言っても過言ではないこの新型クラッチは、ディスク部にカッパー(銅)を最適量ブレンドした高摩擦材を採用する事により、熱による摩擦μ低下やディスクの変形、メタル材を活用したクラッチに起こりやすい「ジャダー」の発生を抑制する事に成功。高摩擦材のディスクを採用する事によりクラッチカバーの圧着力を下げる事が可能となりクラッチペダル踏力の低減も実現。この車両がレーシングカーではなくロードゴーイングカーである事を主張します。
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カーボン製プロペラシャフト、デフオイルクーラーを装備
プロペラシャフトにはCFRP製を採用。STD比5.26kgの軽量化(STD:12.52kg)を達成し、運動性能の向上に貢献しています。また高速連続走行時のトランスミッション及びリアデファレンシャルの油温を最適化する為、専用のオイルクーラーを装着。クローズド・サーキットでの連続走行においても安定した性能を発揮し、耐久性の向上にも貢献しています。
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