NISSAN
NISMO
Motorsports

General News - 2003.2.13  
2003年度 日産のモータースポーツ活動
日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロスゴーン 以下、日産)及びニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(本社:東京都品川区南大井 社長:佐々木健一 以下、ニスモ)は、本日、2003年度のモータースポーツ活動について発表した。

日産のモータースポーツ活動は、同社のグローバル・モータースポーツ・オフィサーである佐々木健一(ニスモ社長)が統括する。本年度は以下の2つのカテゴリーに出場する。

全日本GT選手権
ニスモが開発するR34スカイラインGT−Rにて、全日本GT選手権に出場する。ニスモ監督は柿元邦彦が務め、先日発表したダレン・マニング選手に代わり、リチャード・ライアン選手が出場する。
■チーム体制
チーム名 NISMO
車両 R34 スカイラインGT−R
ドライバー 本山 哲 ミハエル クルム(ドイツ)
リチャード・ライアン(アイルランド) 影山 正美
チーム名 TEAM IMPUL
車両 R34 スカイラインGT−R
ドライバー ブノワ・トレルイエ(フランス) 井出 有治
ダカールラリー
4年計画のグローバルプロジェクトの2年目として取り組む。初年度は2003年1月1日〜19日にかけて行われ、南アフリカオフロード選手権で2年連続シリーズ優勝の実績をもつ日産ピックアップ(5台)で出場した。SSトップ4回(バタネン選手)、総合5位入賞(ドゥビリエ選手)と、次回につながるデータと貴重な実戦経験を得ることができた。

来年度の計画、体制については、決定次第発表する。

このほかに、お客様にモータースポーツの楽しさを知っていただくため、国内外において様々なモータースポーツ活動をサポートしていく。
1) マーチカップレース/日産レーシングスクール
入門クラスでありながら、本格的なレースが楽しめるマーチカップレースを開催する。昨年発表のK12マーチをベースに、足回りやエキゾーストに改良を加えている。データロガーを標準装備して、参加者の運転技術の向上を図ると共に、多くのお客様にレーシングカーの楽しさを体感していただくことを狙いとする。また、各サーキットでレース前にマーチカップカーを使用したレーシングスクールを開催し、サーキットマナーやメンテナンスについても指導をしていく。
2) プライベーター支援
ニスモは、全日本GT選手権 GT300クラスに、ハセミモータースポーツから出場するフェアレディZの開発をサポートする。また、昨年同様、スーパー耐久シリーズにエンドレススポーツおよびJMC Racing Divisionから出場するR34 スカイラインGT−Rに加え、フェアレディZで参戦するC-WEST LABSへの技術的な支援を行う。さらに、ドイツで行われるニュルブルクリンク24時間レースに出場するファルケンGT−R(R34型)のエンジン開発やメンテナンスなどのサポートを行う。
3) 海外の活動
1.南アフリカ・オフロード選手権
2001年、2002年とシリーズ優勝を遂げた日産ピックアップ(現地名:ハードボディ)にて、南アフリカ日産がシリーズ全8戦に出場する。
2.テレフォニカ・ワールドシリーズbyニッサン(スペインほか)
日産VQエンジンとダラーラシャシーによるワンメイクフォーミュラシリーズにプロダクトおよびイベントスポンサーとしてスペイン日産が協賛。昨年のシリーズ参加者から3名のF1テストドライバーを輩出するなど、注目度の高いシリーズ。スペインをベースに、フランス、イタリア、ベルギー、ブラジルを転戦する。1イベント2ヒート制で合計18レースが行われる。
3.インフィニティプロシリーズ(アメリカ)
インフィニティQ45に搭載されているVKエンジンとダラーラシャシーによるワンメイクフォーミュラで、インディカーシリーズ(旧IRL)のステップアッププログラムとして位置づけられている。米国内で年間12戦が行われる。同シリーズに北米日産がイベントスポンサーとして協賛。
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