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開幕直前の合同テストでGT-Rがトップ2につける
- SUPER GT GTA合同テスト 鈴鹿サーキット -
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2月29日〜3月1日の2日間、開幕戦を2週間後に控えた鈴鹿サーキットにおいてGT500の参加車両16台とGT300の車両が参加してGTA合同テストが開催された。GT-Rの新車が5台そろった日産陣営は好調にテストをこなし、2日間の総合で松田次生/セバスチャン・フィリップの#12「カルソニック IMPUL GT-R」が1分52秒720でトップタイムをマーク。さらに本山哲/ブノワ・トレルイエの#23「XANAVI NISMO GT-R」が1分52秒805で2位のタイムにつけるなど好調さをアピールした。
29日は朝から好天に恵まれ、各車両ともさまざまなセッティングを確認しながら走行を続けていった。この日のベストタイムは、午前中のセッションに#23 GT-Rのトレルイエがマークした1分53秒383。「GT-Rは限界を超えてもコントロールできる安定したクルマになっていますが、
ライバル勢も速いので、さらにセットアップを詰めていく必要があります」とトレルイエもGT-Rの仕上がりには手応えを感じているようだった。
2日目は明け方から朝のセッション30分前まで雨が降り、序盤はウェットコンディションになった。セッション終盤にはラインも乾いてきたがタイムはさほど伸びず、#12 GT-Rの松田が2位につけた。午後はすっかりドライコンディションとなり、ロングランでのテストを続けていたチームもセッション終盤には新品タイヤを装着してタイムアタックを試みた。終了間際に1分52秒720をマークした#12 GT-Rの松田が総合のトップタイムに。#23 GT-Rのトレルイエが1分52秒805で2位につけ、トップ2を占めた。「トップを取ったことは素直にうれしいですが、まだセッティングについては満足できるものではないし、他のチームももっと攻めた走りをしてくると思うので安心はしていられません」と松田は気を引き締めなおしていた。
さらにGT-R勢では、ロニー・クインタレッリ/横溝直輝の#3「YellowHat YMS TOMICA GT-R」が8位、
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/荒聖治の#24「ADVAN Clarion GT-R」が9位、ロングランのテストを中心に行ったミハエル・クルム/柳田真孝の
#22「MOTUL AUTECH GT-R」が12位とまずまずの結果を残した。昨年のこのテストではNSXがトップ5(トップタイムは07年チャンピオンを獲得したARTA NSXの1分52秒081)を独占したことを考えると、ライバルと性能は拮抗してきており、2週間後の開幕戦に向けて手応え十分な内容となった。
またGT300クラスでも、今年からミシュランタイヤユーザーとなった星野一樹/安田裕信の#46 MOLA Zが2位、青木孝行/藤井誠暢の#81Z(車名未定)が4位につけるなど、こちらも好調さを見せた。
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