NEWS
News 2008
5年ぶりにGT復帰のGT-Rでドライバーズ、チームの両タイトルを奪還し
新たなGT-R伝説を築く

- 2008年 グローバルモータースポーツ体制発表式にてのコメント -

眞田 裕一
日産自動車グローバルモータースポーツプログラムダイレクター
「今年はNISSAN GT-Rで、4チーム5台で戦います。GT-Rは93年のJGTC開始当時からシリーズをリードし、盛り上げてきました。3世代にわたって11年間シリーズを支え、その間6回のチャンピオンを獲得してきました。チーム、ドライバーのタイトルを奪還し、新たなGT-R伝説を、ドライバー、チーム、ファンの皆様と一体となって築きたいと願っています。またFCJとフォーミュラ・ルノーUKにおいて、有望な若手ドライバーをNDDPスカラシップ生として支援します」
柿元 邦彦
日産系チーム総監督
「SUPER GTに帰ってくるこのGT-Rは、デビューウィンとチーム、ドライバーの両タイトルを獲得することが義務。そのために懸命に準備をしてきました。GT-Rのコーナーを鋭く切り裂く切れ味と感動を呼ぶ洗練された走り、『閃光一閃』(せんこういっせん)に期待してほしい。開幕から5台のGT-Rを投入します。またソフト面では賢さを備えたチーム作りを行いました」
飯嶋 嘉隆
NISMO 監督
23号車について
「今年は絶対にチャンピオンを奪還するというつもりでドライバーを選びました。本山哲とブノワ・トレルイエ、このふたりはそれぞれフォーミュラ・ニッポンのタイトル(本山は98、01、03、05年。トレルイエは06年)を獲得したことがあり、今年もチャンピオンの候補です。このふたりのコンビネーションで、ポールポジションから優勝を狙う、そしてGTのタイトルを獲得するというチームです」
22号車について
「大ベテランで速くて走りが安定しているミハエル・クルム、最近成長著しい柳田真孝のコンビは05年以来3年ぶりです。予選の上位から粘り強く走り、最後の最後までレースを諦めずに確実にポイントを重ねていって、最終的にはチャンピオンを獲得するというチームです。22、23号車、ドライバーの個性は異なりますが、どちらもチャンピオンを狙います」
長谷見 昌弘
HASEMI MOTOR SPORT 監督
「現役時代に初めてGT-Rにかかわったのは1970年のこと。それから38年経ってまた監督としてGT-Rに携わるのは光栄です。今年はドライバーはふたりとも変わります。ロニー・クインタレッリと横溝直輝は仲の良いドライバーで、GTではそれが重要なことだし、うまくやってGT-R復活最初の年にチャンピオン目指してやってくれると思います」
星野 一義
TEAM IMPUL 監督
「GT-Rは2月にシェイクダウンの予定です。カルソニックもスポンサーを27〜28年目ということで、それに応えていい成績を取ろうと思っています。今年は松田次生とセバスチャン・フィリップという布陣でチャンスをもらったので、ふたりにはケガをせずに思い切り戦ってもらいたいと思っています。チャンピオン目指して頑張りたいです」
近藤 真彦
KONDO RACING 監督
「日産/ニスモの支援を受けたチームの中で昨年唯一優勝しましたが、ドライバーは優勝したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラと荒聖治を今年も起用します。GT-R勢の中で1台だけ使用するタイヤが違うのですが、昨年も十分に戦ってきたし、タイヤの特性と特徴を知っています。ふたりに力を発揮してもらい来年もここで優勝の報告をしたいです」