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本山哲&“愉快な仲間たち”による 東京・品川のトークショーでファンは大満足! |
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03年、04年JGTCチャンピオンの本山哲が、1月22日(土)、東京・品川シーサイドフォレストのオーバルガーデンでトークショーを行い、500名を超える熱心なファンが集まった。イベントには本山の他にもミハエル・クルム、井出有治、星野一樹、柳田真孝も参加。トークショーのほか、アーケードゲーム大会、チャリティオークション、サイン会など盛りだくさんの内容で、多くのファンを喜ばせた。
晴れながら冷たい風が吹く会場には、イベントの始まるお昼より前から多くのファンが集まった。会場脇にはショッピングセンターもあり、通りがかりの買い物客や家族連れも見受けられる中、舞台右側に展示されたザナヴィ ニスモZのエンジンがかけられ会場のボルテージが高まっていった。12時過ぎに本山が登場。
「シーズン中や年末にはなかなかファンサービスができなかったので今日のイベントを企画しました。一日楽しんでください」とあいさつ。
03年に一緒にGTタイトルを獲得したクルム、前日に30歳の誕生日を迎えクルムに「おじさん」と呼ばれた井出、4日前に親知らずを抜いたばかりの星野一樹、そして25歳で一番若い柳田と仲間のドライバーを次々にステージに呼びトークショーが始まった。
本山は、まずはサーキットに来たことがないファンに対し、真面目にGTの簡単な説明を行っていたが、お約束のようにトークは脱線。井出がレース後によく泣く理由を問い正したり、一樹が昨年のセパンで熱中症のためにレース中に意識を失って入院した話の場面では、会場では爆笑の渦が起き盛り上がった。
その脇では、NISMOとカルソニックの物販テントがオープンし、グッズやチョロQなどを買い求めるファンの姿も。その隣では、選手のサイン入りバイザー、ヘルメット、Tシャツ、チームウェアなども販売されていたが、ここでも本山の仲間であるオートバイの武田雄一がお手伝い。舞台左側には03年GT仕様のカルソニックスカイラインも展示されていた。
約1時間のトークショーの後に行われたプレイステーション「GT4」のゲーム大会では、ファンと一緒になって本番さながらのGTレースゲームを展開。際どい接戦が続く中、初戦で敗退したクルムが「今年は最初からもう最悪だよ」と嘆き会場の爆笑を誘った。決勝は一樹チームと本山チームとの対決となり、本山チームが優勝を決めた。
ジャンケンで勝ち抜いたファンをGTカーの運転席に座らせて写真を撮った後には、「僕たちも津波で困っている人たちに何かしたい」という本山の意思で、スマトラ島沖地震の被災者へのチャリティオークションを行った。これには各選手が実際にレースで使用したヘルメットやレーシングスーツを提供。井出のヘルメットには10万円という値がついたが、本山のヘルメットには15万円の値がついたところで本山がストップをかけ、11万円で希望者によるジャンケンということになった。ちなみに11万円という価格は「井出の10万円よりも高く、でもなるべくファンに負担がかからないように」という本山の配慮(?)によるもの。本山のレーシングスーツも10万円でジャンケンとなった。
最後は選手全員が参加してのサイン会。ファンのひとりひとりにサインをしながら握手をして、ファンに感謝しながら17時半過ぎにイベントは終了。寒いオープンスペースでのイベントだったが、ファンも選手も心を暖かくして家路についた。
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