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日産自動車「JGTCシリーズ優勝報告会」
銀座の街にチャンピオンが凱旋
12月1日(水)、天高く晴れ上がった初冬の東京・銀座。お昼少し前に、日産自動車本社ピロティに、日産VQ30DETTエンジンのエキゾーストノートが響き渡った。本年の全日本GT選手権でドライバー部門、チーム部門ともにシリーズチャンピオンを日産が獲得したことを記念して、「JGTC優勝報告会」が行われた。

チャンピオンカーの#1「ザナヴィ ニスモZ」が置かれた会場に、レーシングスーツ姿のチャンピオンコンビ、本山哲、リチャード・ライアン、そしてニスモ監督の出川洋が登場。ザナヴィレーシングクィーンの3名が花を添えた。会場には、日産自動車従業員、付近のオフィスビルから集まった会社員、そしてこのイベントのためにわざわざ足を運んできた熱心なファンなど、約400人が集まっていた。

出川監督は、「ニスモ20周年の今年、マシンはブランニューのZだし、私は監督一年生。ものすごいプレッシャーの中で開幕戦のTIを迎えました。シーズン前のテストは順調にいっていたのですが、実は開幕戦の予選日になって予期せぬトラブルが発生し、Zのデビューレースはメカニック達も私もほぼ一睡もせずに決勝に臨んだんです。決勝は、このふたりが頑張ってくれて優勝できたので、ホッと胸をなでおろしました。」と秘話を披露。 本山は、「今年は僕にとって初の連続チャンピオン。Zはドライブするのがイージーなクルマじゃないけど、抜群に速いと言えます。もちろん、リチャードの速さにも助けられました。思い出深いのは第6戦のオートポリス。ウェイトが重かったので、勝てるとは思えなかったけど、チームもクルマも僕たち二人の仕事も完璧でした。ここで勝てたのが良かったですね」とシーズンを振り返った。フォーミュラニッポンでもチャンピオンを決め、ダブルタイトルを手中に収めたリチャード・ライアンは、「ニスモのようなプロフェッショナルなチームに加われて、非常に光栄です。日本に来た時は、予想もしていなかった素晴らしい環境です。クルマもパーフェクトでしたし、僕に与えられたチャンスに良い結果を残せて大変喜んでいます」とコメントした。

ここで日産自動車のカルロス・ゴーン社長が登壇。最終戦にはチームを激励するために鈴鹿サーキットを訪れていたゴーン社長は、「皆さん、たくさんお集まりいただきありがとうございます。日産は、JGTCで成果を挙げることに集中しました。このような結果を残せたことで、日産の技術や精神を証明することができました。しかし、長期的にはまだまだチャレンジをし続けなければならないことがたくさんあります。日産自動車にご声援をお送りいただき、心より感謝いたしております」と挨拶した。そして、ゴーン社長は、ドライバーコンビ、出川監督と並び、チャンピオンチームに贈られた経済産業大臣杯、 そしてドライバーチャンピオンのトロフィーを高々と掲げて見せた。

ニスモグッズがあたる抽選会の後は、サイン会を実施。長蛇の列をものともせず、ドライバーのふたりと出川監督は、サインや握手に応じていた。

会場に馳せ参じた日産自動車社員の高梨由紀さんは、「私は長く本山さんのファンで、JGTCレースは年に3から4回観戦に行きます。現在レースで活躍している日産のクルマはZだけですが、本山さん、リチャードさんの日本最速コンビが2勝してチャンピオンを獲ってくれたので、本当に嬉しいです (感激の涙) 。また、日産本社の前で、こんな大きなイベントをやってくれたので、去年の何倍も嬉しいです」と感想を語った。


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