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![]() ![]() ![]() ![]() FALKEN☆GT-R、ノントラブルで走行
総合5位、クラス2位 12時間経過 − 天候:曇り、路面:ドライ、気温:0℃
2005 NÜRBURGRING 24h-RENNEN
5月8日、NÜRBURGRING / Eifel,Germany
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ニュルは漆黒の闇となる深夜3時。レースの半分12時間が経過した。気温は0℃、路面温度2℃と非常に冷え込んでいる。FALKEN☆GT-Rはトップから4周遅れの総合5位、A8クラスではトップから2周遅れの2位を走行中で、全くのノントラブル。総合トップは、相変わらずニュルにガレージを構えるマンタイレーシングの#46 ポルシェ911 GT3-MRで、A8クラストップは総合3位のこちらもサーキット脇に本拠のあるザクスピードの#77ヴァイパーGTS-R。
スタートから6時間50分が経過した21時50分。ここまでトップグループのラップタイムでは1番速いBMW M3 GTRから、ドライコンディションでも20秒近く遅れていたFALKEN☆GT-Rだったが、それはカットスリックタイヤをチョイスしていたという要因もある。
例えピットストップの時間をロスしてでもチームはアッシュの要望に応えようと、走行50分、21時50分に緊急ピットイン。ガソリンを満タンにし、さらにあと1時間20分前後をアッシュに任せることになった。アッシュがピットアウトした約10分後、ピットにパラパラと雨粒が落ち出したが、すぐにそれは止んだ。あとは雨が降らないことを祈るばかりだ。そのアッシュ、8時間(23時)を経過した42周目に9分15秒4のチームベストラップを叩き出し、その言葉に嘘のないことを証明した。 23時10分、43周目にアッシュがピットインをして、ショイスマンにドライバー交代した。コース上はドライコンディション。マシンは全くのノントラブルで順調に走行中。アッシュの前に交代し、本来なら睡眠をとっているはずの木下もピットから離れず戦況を見つめている。しかしさらに好調なのはGT-Rと同じクラスの#77ヴァイパー。今年はル・マンさながらのクライスラーワークス体制での参戦だ。クラスが上のBMWには捕らえられたが、総合4位でクラストップをキープ。FALKEN☆GT-Rの目標であるクラス優勝、総合3位の前に大きな壁となって立ちはだかっている。
1時54分、59周目に田中哲也がピットインして、木下隆之にドライバー交代。木下にとっては2年ぶりの完全なドライコンディション、スリックタイヤでの走行となった。深夜3時。レースの半分12時間が経過。気温は相変わらず0℃。路面温度2℃。FALKEN☆GT-Rはトップから4周遅れの総合5位、A8クラスではトップから2周遅れの2位。総合1位は#46 ポルシェ911 GT3-MR。A8クラストップは総合3位の#77ヴァイパーGTS-Rで、やや膠着状態。
「ニュルの時はいつも一睡もしません。だって寝ちゃったらもったいないじゃないですか。何かあっても後から聞くのは嫌だ。全部の目撃者になりたいから。過去10回もそうしてきたから眠くならないし、ドライビングには全く影響しません」 ダーク・ショイスマン選手 「1か所だけまだ濡れている所があるけれど、あとは完全にドライコンディションです。マシンもタイヤの選択も全然問題ない。堅実に走り続けるだけです」 田中哲也選手 「最終コーナーでオイルが出ていて、パイロンで走行ラインを規制されていることと、あちらこちらでスピンをしているマシンがあってイエローフラッグが多発しているので、結構タイムロスしてしまいました。深夜の走行になると、慣れていない周回遅れのドライバーは、ライトが眩しくてどちらによけていいのかわからなくて右往左往することが多いんです。そのためにタイムロスしてしまうんですが、一度目の前でハーフスピンをされて危なかったです。マシンとタイヤは全く問題ないです」 ![]() ![]()
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