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![]() FALKEN☆GT-R
雨にほんろうされ予選1回目は15位 2005 NÜRBURGRING 24h-RENNEN
5月6日、NÜRBURGRING / Eifel,Germany
今年もFALKEN☆GT-Rが、ニュルブルクリンクのノードシュライフェにその勇姿を現した。現在、世界で唯一スカイラインGT-Rのレースが見られるイベントと言ってもいいだろう。NISMOが「NISMO R34GT-R Z-tune」用に作り上げたRB26DETTエンジンをニュル専用にチューンナップした「Z2」エンジンを搭載してのチャレンジだ。ドライバーは今年も、ローランド・アッシュ(ドイツ)、ダーク・ショイスマン(ベルギー)、木下隆之、田中哲也と4年連続のカルテットとなる。
昨年、初めて雨の洗礼を受けたファルケン・モータースポーツは、昨年の経験を生かして雨の対策に万全を期してニュルブルクリンクにやってきた。昨年はドライとウェット合わせて4種類だったタイヤは、昨年の経験から、ドライタイヤを5種類、約300本。そしてレインタイヤも6種類約200本を持ち込み、あらゆるケースに対応できるようにした。 5月5日、予選の前日。まずはサポートイベントのカストロールHAUGGカップから始まった。予選前の模擬レースとも言えるこのHAUGGカップ。実質はピットイン、ピットアウトをくり返しながらのテスト走行の意味を持つ。ところが今年は早くもアイフェルの森に暗雲が垂れ込み、雨と深い霧でスタートが1時間ディレイ。スタートして数10分で晴れ上がり、ウェットからドライに路面コンディションが変わる昨年と同じような状況。今年のレースも昨年同様波乱に満ちたものになることを予告しているかのようだ。
まずアッシュがコースイン。予選2回目の天候が予測できないため、一応のアタックを試みる。タイムは10分25秒527でこの時点で総合4位。しかし、トップの#1BMW M3 GTRが10分12秒台。ピットに戻ってきたアッシュが「リアが滑ってトラクションがかからない」と訴える。続いてコースインしたショイスマンもタイムが上がらない。気温が低い時を想定した柔らかいコンパウンドのレインタイヤでこの状況。そこでアタックを2回目に賭けることにして、GT-Rに精通している木下と田中が乗り、タイヤ以外のセッティングを洗い直すことになった。 木下から受け継いだ田中がコースインした頃から雨が上がり路面が乾いてくる。いち早くスリックに変更した昨年のポールシッター、#6アルツェンモータースポーツのポルシェターボが、9分10秒604と暫定トップタイムをたたき出す。そこで、ファルケンピットも慌ただしくなる。「アタックのチャンスは今」という田中からの無線を受け、急きょアッシュが準備を始める。タイヤは一番柔らかいスリック。残り15分、アタックできても1周のチャンスだ。アッシュがコースイン。しかし、いよいよアタックを始めようとしている時、雨が降り始める。予選1回目、アタックならず。総合15位、クラス3位で1回目の予選を終え、夜7時から行われる2回目の予選に賭けることとなった。
「マシンは昨年よりもさらにいい状態にあります。でもウェットコンディションではリアが滑ってまともにアタックができませんでした。次の予選までにチームが対策を講じてくれるでしょうから、頑張ります」 木下隆之選手 「今年の目標は総合3位。クラス優勝はノルマです。総合でライバルは昨年1-2のBMW。そしてドライでは同じクラスのポルシェ996ターボが速いですが、#77ザクスピードのバイパーが今年はワークス体制で来ているので、ポルシェ以上に強敵かもしれません。そっちの方が気になりますね。とにかく午後の予選をしっかりやって、BMWとの差をもう少しつめておきたいです。雨は四駆有利と言われますが、ヘビーウェットの時は確かに有利かもしれませんが、セミウェットではBMWのクラスは大きなウイングがついていますので、ダウンフォースが全然違います。それは昨年痛感しました」
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