Driver's Line up
Crews for 2005 GT-R
木下隆之(きのした たかゆき) 60年5月5日東京生まれ
84年の富士フレッシュマンレースにスカイラインでレースデビュー。90年、N1耐久(現在のスーパー耐久)のプレシーズンからGT-Rをドライブし、99年と01年にはGT-Rでクラス1チャンピオンを獲得。92年にはGT-RでグループAに出場して2勝。また海外でも90年のニュル24時間、91年のスパ24時間ではR32GT-RでグループNクラス優勝するなどGT-Rとは切っても切れない関係。ニュルはテスト走行なども含め経験豊富。日本の“ニュルマイスター”のひとりでもある
田中哲也(たなか てつや) 65年12月16日京都生まれ
レースデビューは88年の鈴鹿FJ1600で、国内最高峰のフォーミュラであるF3000の経験も。99年にファルケンモータースポーツ入りして、99〜01年にはGT-Rで、また04年はポルシェでスーパー耐久クラス1のチャンピオンを獲得。JGTCでもGT-Rをドライブした。ドライバーとしてだけでなく、マーチレーシングスクールや鈴鹿レーシングスクールなどでインストラクターとして若手の指導にもあたっている。ニュル24時間には4年連続5回目の参戦となる
ローランド・アッシュ(Roland Asch) 50年10月12日ドイツ生まれ
73年からレース活動を始め、ヒルクライム競技、レースで頭角を現す。87〜89年ポルシェ944ターボカップチャンピオン。DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)にも出場を開始し、93年にはAMGメルセデス190Eでシリーズ2位に。DTMから退いた後は、V8スター、ポルシェカレラカップなどにも積極的に参戦。02年ファルケンモータースポーツのエースドライバーに迎え入れられ、毎年予選アタックを任されている。いぶし銀のようなベテランで、“ドイツの都平健二”の異名も
ダーク・ショイスマン(Dirk Schoysman)
ベルギーでカートを始め、地元のツーリングカー、そして英フォーミュラフォードにもチャレンジ。80年代以降、ニッサンのテストドライバーを務めるようになり、90年ニュル24時間、91年スパ24時間ではR32GT-RでグループNクラス優勝。98〜99年にはベルギー・ツーリングカー選手権にファクトリードライバーとしてプリメーラで出場。99年から6年連続でファルケンモータースポーツのレースカーをドライブする。ニュルの経験も豊富な穏やかな性格の長身ドライバー