Overview : TELEFONICA WORLD SERIES BY NISSAN 1998年にスタートしたニッサンエンジン搭載のワンメイクフォーミュラカテゴリーである、オープンテレフォニカ「フォーミュラ・ニッサン」は、F1、F3000に次ぐ重要なステップアップフォーミュラとして成長。昨年はスペイン国内にとどまらず、マニ-クール(フランス)、エストリル(ポルトガル)、モンツァ(イタリア)でも開催され、ヨーロッパの人気カテゴリーとなった。実際、イベントによっては7万人を超えるファンが集まることもあった。 昨年までのフォーミュラ・ニッサンは、コローニ製のシャシーに250psのニッサン製SR20エンジンを搭載。F3000よりもF3に近い性能だった。5年目となる今年は車両規定を見直し、より上のカテゴリーに近い性能を持たせ、ステップアップした際により違和感のないような車両にモデルチェンジされた。シャシーはF3やスポーツカーでおなじみのイタリア、ダラーラ社で製作されたカーボンモノコック。これに415psまでチューンナップされたニッサンのVQ30DEエンジンが搭載される。 そして秋のブエノス・アイレス(アルゼンチン)、インテルラゴス(ブラジル)、2つのラウンドを加え、「テレフォニカ・ワールドシリーズbyニッサン」として新たなシーズンを迎えることになった。 なお従来の車両によるレースは「フォーミュラ・ニッサン2000」という名称に変更。「テレフォニカ・ワールドシリーズbyニッサン」の下のカテゴリーとして、新たなヤングスターを育てる重要なシリーズに生まれ変わった。 これまでのシリーズから巣立ったドライバーとしては、マルク・ジェネ(F1ミナルディ)、フェルナンド・アロンソ(F1ミナルディ)、アントニア・ガルシア(F3000)、トーマス・シェクター(IRL)らが挙げられる。新生「テレフォニカ・ワールドシリーズbyニッサン」に参戦するドライバーは、魅力溢れるキャラクターが多い。BAR・ホンダからF1に出場していたリカルド・ゾンタを筆頭に、一昨年のF3で大活躍し昨年フォーミュラ・ニッポンに参戦していたアンドレ・クート(00マカオGP優勝)、ナレイン・カーティケヤン(00コリアスーパープリ優勝)が新たに参戦。昨年シリーズタイトルを争ったフランク・モンタニーの対抗馬として名乗りを上げている。
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