SUZUKA 1000Km
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レース決勝日の鈴鹿は快晴

インターナショナルポッカ鈴鹿1000kmレース
フリー走行

2002.8.25

鈴鹿1000kmレース決勝レース日となった8月25日の鈴鹿サーキットは、快晴。全ての決勝レース出場車両が参加するフリー走行が始まった朝8:15には、気温は既に30℃を超えていた。

ニスモチームは、決勝レースに向け、このフリー走行を満タンでスタート。セッティングを担当しているミハエル・クルムがまずチェック走行し、田中哲也に交代。3周ののち、影山正美にバトンタッチした。フリー走行は30分間と短く、この時間の中でできることは限られている。影山は、残った時間を使って、連続走行を行なった。


小河原監督
「満タンだとオーバーステア傾向です。路面温度も昨日までと違い、かなり上がってきているので、レーススタート前にセッティングを少し修正したほうが良さそうですね。また、気温上昇に伴ってトラブルが発生しないよう、各部をよくチェックしておく必要があります。タイヤは3種類のコンパウンドを用意してありますが、どれをどう使うかはこれから決めます」

ポールポジションのアウディR8、GT500、GT300のほか、スカイラインGT−R、ランサーエボリューションなどのスーパー耐久車両、オープンカーのRSなど、スピードレンジが異なる車両が混走する鈴鹿1000kmレースは、アクシデントに巻き込まれないことが肝心である。アイポイントの違いで、特に、車高の低いRSがコーナーで死角に入ってしまうこともある。また、抜かれ慣れていないツーリングカーが進行妨害することもままある。これらを避けながら、約6時間、1000kmを走りきり、夕暮れ後のポディウムを狙うのがこのレースの戦い方であり、見所でもある。

決勝レーススタートは13:00の予定。

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