南アニッサン、オフロード5連勝
Bankfin Caledon 400 - Sep. 28, 2002
![]() しかし、総合シリーズポイント首位のダンカン・ボス/マイク・グリフィス組(クラスD)はフロント・ホイールの破損によりリタイヤ、と残念な結果に終わった。それでも、ウールリッジ/スクジョルダマー組と同点(152ポイント)で総合シリーズポイント首位に留まった。クラスDにおいては、土曜にクラス優勝を収め、ポイント・スタンディング2位に続くマーク・コーベット/ジュアン・モー組(イスズKB)との差はまだ6ポイントある。 ここ6戦で3度優勝しているドビリエールは、予選で最速タイムを出したものの、スタート直後に電気系の接触不良で燃料ポンプがうまく作動しなかったため22分の足止めを喰った。しかし猛烈な追い上げを見せ、ディフェンディング・チャンピオンの復活を見せつけた。中程の順位にいたドビリエールは量産車クラス車輌34台、特殊車輌33台の計67台を一気に抜き去り、折り返し地点の指定サービス・ポイントに着くころには5位にまで順位を上げていた。しかし、電気系トラブルに加え、クラッチが故障してしまったため、後半になってリタイヤを余儀なくされた。
「最徐行になる180度ターンのあたりでぴったり後ろにつけていたのだけど、ハードボディV6の加速力がランド・クルーザーのそれに及ばなくて、彼らの左後ろになった」と、ドビリエール。彼はリタイヤしたことにひどくショックを受けていた。 順調に走りつづけたグロブラー/リーク組が勝利を収めた。 ボス/グリフィス組の車は右フロント・ホイールとハブが分解し、リタイヤとなってしまったが、まだチャンピオンシップ優勝の有力候補であり、これからむかえる2戦では、初のクラス優勝そして量産車チャンピオンシップ総合優勝のダブル・チャンスが残されている。
POINTS STANDINGS Overall
Class T
Class D
Manufacturers' Championship: 1. Nissan; 2. Toyota; 3. Ford | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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