新型VQエンジン車両を
JGTC菅生に投入

新型VQエンジン搭載車
(No.22 ザナヴィ ニスモ GT-R)1台を投入


2002.5.24

ニスモでは、全日本GT選手権 第3戦において、新型VQエンジン搭載車を1台投入いたします。今回はNo.22 ザナヴィ ニスモ GT-RをVQエンジンに変更し、No.23カストロール ピットワーク GT−Rは今までどおりのRB26エンジンで出場いたします。

7月末に行われる第5戦では、ニスモから2台、インパルから1台、合計3台のスカイラインGT−RがVQエンジンに替わる予定ですが、まずは菅生での新型VQエンジン搭載車の走りにご注目ください。


小河原監督コメント
「今回VQ車両として初の参戦となります。エンジン、シャシー共に大きく変更した仕様となっており、開幕戦からの投入は見合わせていましたが、ここ菅生で実戦テストを兼ねての参戦です。ただし、実戦テストと言っても出るからには120%の力を発揮してRB26車両ともども上位進出を図りますので、ご声援よろしくお願いします」


川口エンジニア(オーテックジャパン)コメント
「今回のレース参戦は出力性能だけでなく、燃費・重量などトータルで戦力アップにつながるVQエンジンの素質を一つでも多く確認するための絶好の機会と捉えています。エンジンは毎回スペックを変更している状況で未知の部分が多いことも事実です。現在進行形ですが、ここまでの苦労が一つでも実り、かつ次へつながる結果を出すべく全力を尽くします」

新型VQエンジン諸元
エンジン型式:VQ30DETT
排気量:2987CC
ボア×ストローク:93.0mm × 73.3mm
最大出力:485ps以上/5600rpm
最大トルク:75Kgm以上/4000rpm
燃料系・点火系:ECCS・NDIS
ターボチャージャー:ツインターボ

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