TI TEST
2.27 wed to 28 thu / TI circuit Aida

TIでGTテスト実施
しかしあいにくの雨に

 NISMOは2月27〜28日の2日間にわたり、開幕戦の舞台となる岡山のTIサーキット英田でGTテストを行った。これは14〜15日の富士スピードウェイのシェイクダウンに続くテストで、中低速テクニカルコースにおけるセッティングなど、さまざまなプログラムが予定されていた。
 シルバー/レッドのNISMOカラーのGT-Rにはカーナンバー「22」が入り、また前回シルバー/ブルーだったGT-Rもフロントがレッドになるなど、開幕が近づいていることをうかがわせている。エリック・コマスは体調不良のため急遽欠席となったが、ミハエル・クルム、影山正美は2日間とも参加。また本山 哲は28日に都内で行われたフォーミュラ・ニッポン発表会出席のため、27日のみの参加となった。

 テストデーはあいにくの悪天候で、路面がドライだったのは27日の午前中のみ。午後からはしとしとと雨が降り始め、28日になっても路面は乾かなかった。また路面にはうっすらと濡れる程度の雨だったため、ドライともウェットともつかないようなコンディションだった。しかしチームは2日間で約200ラップを走りこみ、さまざまなデータの収集を行った。
 また、サテライトチームのインパル、ダイシンもテストに参加。田中哲也が初めてカルソニックスカイラインのステアリングを握った。ディフェンディングチャンピオンのダイシンシルビアも、順調にチェック走行を重ねた。
 次のTIテストは3月16〜17日の合同テストとなる。この日はスーパー耐久の開幕戦と日程が重なるが、NISMOチームは全スタッフがそろって万全を期すことになる。


ミハエル・クルム選手コメント
「天気が悪かったので、今ひとつだった。走っても走っても路面は乾かないし。でもチームの雰囲気はいいので、次のテストでがんばるよ」

小河原監督コメント
「今回のテストでは、GT-Aの合同テスト向けのセットアップを決めたかったが、この天気で残念ながらできませんでした。合同テストではNSXやスープラも一緒に走るので、次からが勝負。うちも負けていられません」

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