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NISMOの2台は
順調にテストプログラムをこなす

全日本GT選手権
合同公開テスト

2001年3月20〜21日
TIサーキット英田

3月20〜21日に岡山県のTIサーキット英田にて、全日本GT選手権の合同公開テストが開催され、16台のGT500、11台のGT300車両がテストに臨んだ。

春うららかな好天のもと、TI入りしたニッサン車は、NISMO(2台)、チームインパルの計3台のR34GT-RとハセミモータースポーツのS15シルビア。NISMOの22号車は01モデル製作中のため00モデル。またインパルの01モデルは今回がシェイクダウン。さらにシルビアも01モデルを製作中のため99モデルでのテストとなった。

23号車は、今回が2度目のTIテストで、エリック・コマスと影山正美が交代でセッティングのチェックを入念に行った。20日の午後には総合6番手のタイムをマークしたが、2日目は各部のチェックに終始。ロングランテストもこなし2日間で199周(約736km)を走りこんだ。

またミハエル・クルムのパートナーに田中哲也を迎えた22号車も、ロングランテストなど予定どおりのテストを行い、順調に226周(約827km)を走行し各種データを得ることができた。なお、22号車は次回(4月4〜5日)の富士スピードウェイにおけるテストにて、01モデルに切り替わる予定。

ニスモチーム柿元監督
「01モデルは00モデルに比べてさまざまな部分を細かく改良しています。したがって外観では大きく変わっていないように思えるでしょうが、もちろん進化しています。ロールケージも剛性を上げるように形状を変更していますしね。今回のテストの結果ですが、クルマはまだ本番仕様になっていませんから、他チームとのタイム差はあまり気にしていません。タイムは遅すぎても速すぎても不安になるものなんですよ(笑)」

ミハエル・クルム選手
「今回のテストでは、00モデルでタイヤテストをメインに行いました。ロングランもできたし、貴重なデータ採りができた。パートナーを組む田中選手は安定して速いし、僕らが勝つチャンスは高いと思う。開幕戦が楽しみです。」

影山正美選手
「前のテストは天気が悪くてあまり走れなかったけど、今回はいっぱい走れてデータ採りができました。これからまだやることはありますが、僕自身は去年よりも長い距離乗っているので、期待に応えた走りができると思います。」

GT500
POS. No. Team DRIVER Time
1 38 AUセルモスープラ 竹内浩典/立川祐路 1'25"827
2 18 TAKATA童夢NSX 加藤寛規/セバスチャン・フィリップ 1'26"385
3 1 ロックタイト無限 NSX 道上龍/光貞秀俊 1'26"613
4 64 Mobil 1 NSX ドミニク・シュワガー/松田次生 1'26"647
5 8 ARTA NSX 土屋圭市/金石勝智 1'27"001
6 6 エッソウルトラフロー スープラ 脇阪寿一/野田英樹 1'27"048
7 23 NISMO エリック・コマス/影山正美 1'27"223
8 100 RAYBRIG NSX 飯田章/伊藤大輔 1'27"251
9 36 カストロール・トムス・スープラ 土屋武士/黒澤琢弥 1'27"414
10 22 NISMO ミハエル・クルム/田中哲也 1'27"538
14 12 カルソニックスカイライン 星野一義/本山哲 1'28"109
GT300
POS. No. Team DRIVER Time
1 77 クスコスバルインプレッサ 小林且雄/谷川達也 1'34"310
2 24 スポーツトゥデイタイサンGT3 松田秀士/西澤和之 1'34"496
3 31 ARTAアペックスMR-S 新田守男/高木真一 1'34"644
4 7 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 山野哲也/松本晴彦 1'34"845
5 3 ユニシアジェックスシルビア 井出有治/柳田真孝 1'34"955
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