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Round 7
CP MINE GT RACE
11.11 sun / CP MINE CIRCUITE


NISMOがGT500チームタイトル獲得

ダイシンシルビアの大八木/青木がGT300ドライバーチャンピオンに


今回参戦した日産車
GT500 クラス
#12TEAM IMPUL星野一義 / 本山哲カルソニックスカイライン
#22NISMOミハエル・クルム / 田中哲也ザナヴィ ヒロトGT−R
#23NISMOエリック・コマス / 影山正美ペンズオイル ゼクセルGT−R
GT300 クラス
#3ハセミ・モータースポーツ井出有治 / 柳田真孝ユニシアジェックスシルビア
#51AUTO STAFF RACING尾本直史 / 山本泰吉C-WESTレッツォADVANシルビア
#81TEAM DAISHIN大八木信行 / 青木孝行ダイシンADVANシルビア


 全日本GT選手権最終戦は、山口県のMINEサーキットで開催。チャンピオン争いに残っているのはGT500クラスが8台で、日産勢では#22ザナヴィ ヒロトGT-Rがトップと12点差の4位、#23ペンズオイルゼクセルGT-Rが20点差の8位。#23GT-Rの逆転はかなり厳しい状況。#22GT-Rはまず優勝してトップ3の結果を待ちたいところ。またGT300クラスは6台に権利があり、#81ダイシンADVANシルビアが2位に6点差をつけてポイントリーダーで、#3ユニシアジェックスシルビアは#81と7点差の3位。

 10日に行われた予選。早朝までの雨も上がり曇りながらコースも乾いた状態に。朝10時30分から行われた予選は、トップタイムから1秒の間に11台の車両がひしめき、トップ10がコースレコードを更新するという激しいものになった。#30綜警McLaren GTRがトップに立ち、#22GT-Rが2番手の好位置に。また#12カルソニックスカイラインは8番手、#23GT-Rは9番手のポジションを得た。

 GT300では#62R&DスポーツダンロップGT3Rがコースレコードでトップに。#81シルビアは80kgのハンディウエイトを搭載しながら3番手、同じく80kgのウエイトを積む#3シルビアはセッティングがマッチせず8番手、そして#51C-WESTレッツオADVANシルビアは19番手となった。

 14時50分から行われた予選2回目は晴天となった。GT500はほとんどの車両がタイムを縮め、終了間際に#30マクラーレンが唯一1分21秒台(789)に入れて初のポールポジションを獲得。「完璧なアタックができた」(本山哲)#12GT-Rが3番手、#22GT-Rは4番手、そして#23GT-Rは11番手で予選を終えた。ランキングトップの#38auセルモスープラは13番手、同2位の#8ARTA NSXは15番手、同3位の#1ロックタイト無限NSXは9番手となった。


 GT300は午前中の#62ポルシェのタイムを上まわる車両はなく、午後トップの#81シルビアが2番手、#3シルビアが7番手、そして#51シルビアが17番手となった。

 11日の決勝は76周で争われる。雲は多いものの雨の心配はなさそうだ。 JGTC最終戦の決勝は4万6400人が見守る中、14時にスタートが切られた。ブレーキやタイヤに厳しいMINEサーキットだが、最終戦ということもあり各車車重も重く、アクシデントが起きやすい。序盤は、ランキングトップの#38auセルモスープラが3コーナーで他車と接触してスピンを喫し、大きく順位を落とす。また35周目の最終コーナー手前では、#1ロックタイト無限NSXと#8ARTA NSXが接触し、#8NSXはコースアウトしてリタイアとなった。


 20周を終えた時点での順位は、#30マクラーレン、9秒置いて#18TAKATA童夢NSX、#12GT-R、スタートから順位を上げてきた#23GT-R、#6エッソウルトラフロースープラ、#22GT-R、#39デンソーサードスープラの順。#23GT-Rのエリック・コマスは順位をどんどん上げ、35周目には2番手に浮上。中盤のピット作業がひと段落すると、#30マクラーレン、#23GT-R、#18NSX、#39スープラ、#22GT-R、#12GT-Rの順となり、終盤は上位陣に大きな動きはなく#30マクラーレンが初優勝。#23GT-Rは2位表彰台に、また#22GT-Rが6位でゴールして、NISMOは見事チームタイトルを獲得することになった。昨年ここで優勝した#12GT-Rは、5位でチェッカーを受けた。

 GT300は、スタート直後の1コーナーで上位陣に接触があるなど波乱の幕開け。16周目にはトップの#62ポルシェがスピンを喫し、それを避けようとした#19MR-Sがコースアウト。これで#24ポルシェ、#86MR-S、#7RX-7、#3シルビアの順に。ポイントリーダーの#81シルビアはペースが上がらず順位を落としていった。中盤のピットワークが終了すると、#3シルビア、#7RX-7、#24ポルシェ、#71MR-Sの順に。終盤59周目のバックストレートエンドで、#7RX-7が#3シルビアをかわしたが、#3シルビアも抜き返そうとしてバランスを崩し2台は接触&コースアウト。その後は#71MR-Sがトップに立ち初優勝。#81シルビアは6位でチェッカーを受け、大八木信行/青木孝行がドライバーズタイトルを獲得。両名ともレースを始めて初めてとなるタイトル奪取だった。なお#51シルビアは9位で、#3シルビアは12位でゴールした。



山口県 CP MINEサーキット 1周=3.330839km
開始時刻: 14:05  終了時刻: 15:56
完走規定周回数:GT500 - 57周/GT300 - 53周
晴れ/ドライ
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