決勝日朝8:45から30分間行われたフリー走行では、カルソニックGT-Rがトップタイム。#22ザナヴィ ヒロトGT-Rが2番手、#23ペンズオイル ゼクセルGT-Rが6番手と、ニッサン勢は好調さをアピールした。
主催者は、レース日朝のレース場付近の渋滞を避けるため、前夜19:00から観客導入を実施。多くの観客がレース場内の駐車場で朝を迎えた。この観客のヒートぶりをクールダウンさせるかのように、早朝から小雨が降り、フリー走行はウェットコンディションでスタートした。
レインタイヤを装着した各車が一斉にコースイン。いきなり#23、#22のニスモGT-Rがリーダーボードに車番を連ね、前日からの好調をこの条件下でも証明することとなった。
雨はすでに上がっていたため、レースカーが通過するたびにレコードラインは乾いていき、時間帯中頃にはインターミディエイトタイヤに、そして終了間際にはドライタイヤのコンディションに変わっていった。チェッカーフラッグが振られた最後の計測ラップで、#12カルソニックGT-R(本山哲)が1'28"820でトップ、#22ザナヴィ ヒロトGT-R(田中哲也)が1'29"186で2番手、#23ペンズオイル ゼクセルGT-R(影山正美)が1'30"207で6番手となった。
決勝レースは、14:30にローリングラップを開始し、57周250kmで行われる。