午後3:30から第2回目の公式予選が開始した。
予選1回目のパンクによってタイヤが1セットしかない#23ペンズオイル ゼクセルGT-Rは、GT300との混走時間をスキップ。コースがクリアなGT500専有時間までタイヤを温存し、タイムアタックに備えることとした。
#22ザナヴィ ヒロトGT-Rは、混走時間もフルに使ってセッティングの詰めを行った。ミハエル・クルムが4周、田中哲也が5周走ってタイムアタックへの準備を整えた。
GT500の専有時間には、気温が20℃を割るほどに下がり、タイヤとエンジンにとって好条件となった。
長い待機時間を経て、#23ペンズオイル ゼクセルGT-Rは、コマスがコースイン。早々のタイムアタックを予定していたが、不運なことにコースではスピン車排除作業が行われており、コマスは出鼻をくじかれることに。計測2周目にタイムアタックするものの、午前のタイムをわずかに上回る1'59"420の記録に終わった。ポジションは12位であった。
#22ザナヴィ ヒロトGT-Rは、ミハエル・クルムが1セット目のタイヤで確認走行を1周したのちニュータイヤに換装。#22とタイミングをずらしてアタック走行に入った。結果は、1'59"330と約0.2秒ベストタイムを短縮したが、他車も多くが1回目のタイムを更新しており、決勝レースは8番グリットからのスタートとなった。