Round 6
SUZUKA GT300km
10.27 sat / SUZUKA CIRCUIT
JGTC第6戦、予選総合結果
#22ザナヴィ ヒロトGT-Rは8位、#23ペンズオイル ゼクセルGT-Rは12位
■公式予選2回目
午後3:30から第2回目の公式予選が開始した。
予選1回目のパンクによってタイヤが1セットしかない#23ペンズオイル ゼクセルGT-Rは、GT300との混走時間をスキップ。コースがクリアなGT500専有時間までタイヤを温存し、タイムアタックに備えることとした。
#22ザナヴィ ヒロトGT-Rは、混走時間もフルに使ってセッティングの詰めを行った。ミハエル・クルムが4周、田中哲也が5周走ってタイムアタックへの準備を整えた。
GT500の専有時間には、気温が20℃を割るほどに下がり、タイヤとエンジンにとって好条件となった。
長い待機時間を経て、#23ペンズオイル ゼクセルGT-Rは、コマスがコースイン。早々のタイムアタックを予定していたが、不運なことにコースではスピン車排除作業が行われており、コマスは出鼻をくじかれることに。計測2周目にタイムアタックするものの、午前のタイムをわずかに上回る1'59"420の記録に終わった。ポジションは12位であった。
#22ザナヴィ ヒロトGT-Rは、ミハエル・クルムが1セット目のタイヤで確認走行を1周したのちニュータイヤに換装。#22とタイミングをずらしてアタック走行に入った。結果は、1'59"330と約0.2秒ベストタイムを短縮したが、他車も多くが1回目のタイムを更新しており、決勝レースは8番グリットからのスタートとなった。
■ニスモチーム柿元監督
「もう少しポジションを上げておきたかったが、タイムも悪くないので8番手、12番手スタートはまあまあと言えるだろう。GT500はほとんどのクルマがコースレコード更新だし、2番手以下は1秒の間に13台ものクルマがいるわけだから、ちょっとしたタイミングのずれでポジションが入れ替わってしまう。明日は、最終戦までチャンピオン争いに残るためには重要なレースだ。ニスモらしいレース展開を見せてズバリ、4位を目指します」
■エリック・コマス
「なんといっても今朝のパンクが悔やまれる。僕が仕事をしたのは、今日はたったの4ラップだけ。明日もタイヤをどう使うかで勝負が決まりそうだ」
■ミハエル・クルム
「8番手は悪くないでしょう。今日のクルマはオーバーステアぎみだったが、あきらめずに明日朝のフリー走行でもそれの解消につとめます。レースは万全で臨めるでしょう。雨が降ったりすると、僕らにとっては良い結果をもたらすかもしれません」
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