午後15:30からの公式予選2回目。今にも降り出しそうな重い空気の下での予選となった。
午前中にエンジントラブルで予選を切り上げた#23ペンズオイル ゼクセルGT-Rは、2回目の予選までにエンジン交換を完了。GT300との混走時間は、午前のセッションを走っていない影山正美がエンジンとシャシーセッティングの確認を兼ねてコースインした。
影山は、計測1ラップ目に1'50"247を記録して、完全復調を印象付けた。#22ザナヴィ ヒロトGT-Rは、田中哲也がコースイン。1'51"台のコンスタントなラップタイムを刻んで確認走行を終えた。
GT300の専有時間を経てさらに雨雲は低くなり、GT500専有時間が開始となった16:10頃には、ポツポツと霧雨が降り出す。
2台のGT-Rは、2台同時にガレージからコースに入り、ニュータイヤを装着するタイミングを測った。
1周でピットに戻った#23のE.コマスは、タイヤを交換して再びトラックへ。しかし、雨脚がにわかに強まり、リアが流れてしまうほどのコンディションの中、1'49"384のタイムを記録するにとどまった。その後コースには、ウェット宣言が出されて各車ピットインした。
#22はM.クルムがコースインし、2周後に新タイヤに交換してタイムアタックに臨んだが、ちょうどウェットコンディションに変わったばかりのタイミングであり、タイムアップを果たすことはできなかった。その後、田中に交代し、浅溝ウェットタイヤ装着で走行したが、1周でチェッカーフラッグを迎えた。