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Round 2
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FUJI GT RACE

5.3 thu / FUJI SPEEDWAY

「ザナヴィ ヒロトGT-R」が予選6位
「ペンズオイル ゼクセルGT-R」は
本番セットに専念


◆公式予選2回目
雨の予選となった午前中のセッションとはうって変わり、午後2回目は曇りながら、ドライコンディションでの予選であった。このため、午前中のタイム、ポジションはまったく塗り替えられることとなった。

予選トップ3にかけられるウェイトハンディを避け、あくまでもチャンピオンシップポイントを着実に積み上げたい「ザナヴィ ヒロトGT-R」は、前日の公開プラクティスでトップタイムをマークしていたミハエル・クルムがコースイン。 予選前半の混走タイムではトップタイムを出しながらも、前日の1'24"280には及ばない。

トラフィックが混んでいたこともあるが、少し不完全燃焼気味の様子であった。途中バトンタッチした田中哲也は、とにかく4番手にこだわる走りを見せた。そして、GT500走行時間には、再びミハエル・クルムがニュータイヤを装着してタイムアタックに臨んだ。ピットアウト後3周目にベストラップタイムの1'25"491を出して4位に。その後もタイムアップに挑んだが、チャンスを見つけられずに予選チェッカーを受けた。

終了間際には、トヨタ勢がコースレコードを更新する怒涛のタイムアタックを連発し、クルムのタイムは6番手となった。

一方、決勝レースが500kmと長丁場で、また天候の回復に伴って路面温度が上昇すると読んだ「ペンズオイル ゼクセルGT-R」はソフトタイヤを選択するチームが多い中、ハードコンパウンドを選択。ドライの予選は、ハードタイヤでの決勝レースモードの走行を繰り返した。ベストラップタイムは1'26"119で17番手であった。

ミハエル・クルム
「目標は予選4位だったのですが、それに合わせるにはタイミングが難しかったです。昨日はセッティングが完璧で、トップタイムが出せたのに、今日の路面コンディションでは少しミスマッチだったように思います。詳しくは、これからデータ解析し解決します」
ニスモチーム柿元監督
「#23は決勝レース重視のため、ハードタイヤでの予選を選んだ。しかし、予想以上に路面温度が低く、有効なグリップを稼げなかったというのが正直なところ。途中雨が降り出したのも不運だった。#22は4番手を狙っていたので、スタートが予定より1列だけ下がってしまうが、概ね満足できる結果だった。明日は初の500kmレースなので、チームの総合力を結集して面白いレース展開を見せますよ」

Round 2 Qualify 5.3 thu / 2nd Session
Result

POS CLS No CAR DRIVER Time
1 6 500 エッソウルトラフロー スープラ 脇阪 寿一 / 野田 英樹 1'24"354
2 38 500 auセルモスープラ 竹内 浩典 / 立川 祐路 1'24"470
3 30 500 綜警 MclarenGTR 岡田 秀樹 / アンドレ・クート 1'24"779
4 36 500 カストロール・トムス・スープラ 黒澤 琢弥 / 土屋 武士 1'25"147
5 12 500 カルソニックスカイライン 本山 哲 / 服部 尚貴 1'25"226
6 22 500 ザナヴィ ヒロト GT-R ミハエル・クルム / 田中 哲也 1'25"491
7 18 500 TAKATA童夢NSX 加藤 寛規 / セバスチャン・フィリップ 1'25"505
8 21 500 イエローコーンマクラーレンGTR 中谷 明彦 / 一ツ山 康 1'25"529
9 39 500 デンソーサードスープラGT 影山 正彦 / ジェレミー・デュフォア 1'25"538
10 100 500 RAYBRIG NSX 飯田 章 / 伊藤 大輔 1'25"625
15 23 500 ペンズオイルゼクセルGT-R エリック・コマス / 影山 正美 1'26"119
19(1) 81 300 ダイシン シルビア 大八木 信行 / 青木 孝行 1'33"093
22(4) 3 300 ユニシアジェックスシルビア 井出 有治 / 柳田 真孝 1'34"294

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