IRL第9戦 Harrah's Indy 200 (Nashville) レース
インフィニティドライバーは、レース中盤にリタイヤ

July 21, 2001



IRL第9戦「ハラーズ・インディ300」は大人気でチケットはソールドアウト。このレースに大きな期待を背負って出場したエディ・チーバーJr.、ロビー・ビュール組ではあったが、レース中盤のアクシデントによりリタイヤし、残念な結果に終わってしまった。

2週間前に行われたカンサス・レースで初勝利を挙げ、目下シーズン2度目の優勝に向かって邁進していたエディ・チーバー・ジュニアは、1周1.33マイルのナッシュビル・スーパースピードウェイの新しいコンクリート・オーバル・トラックでで4位まで順位を上げた。しかし200周レースの103周目、第2コーナーで後続車に巻き込まれ、コンクリートウォールに激突した。

負傷者は出なかったものの6台が巻き込まれたこのアクシデントを避けようと、ロビー・ビュールは第2コーナー出口のグリーンに車を向けた。おかげで彼はレースを続けることができたが、フィールドでのバンピーなドライブが車にダメージを与えてしまい、43ラップ後、リタイヤを余儀なくされた。

インディ・レーシング・ノーザンライト・シリーズは3週間後の8月12日(日)にケンタッキー・スピードウェイで開催される「ベルテラ・リゾート・インディ300」で再開される。

■ロビー・ビュールのコメント
「最後まで走りたかった。再スタートで何度かギアをミスして順位を下げてしまった。大きなアクシデントが起こったとき、それを避けるために車をグリーンの方に行かせたのだが、そのときにパイプかフィッティングか何かを破損してしまったようだ。温度が上がり始めてパワーが落ち、リークが発生した。とにかく続行は危険だったので、車を停めた。」

■エディ・チーバーJrのコメント
「ビーチラーと競っていた時、周回遅れのレイを抜く場面だった。遅いレイのハイ・サイドを取らなくてはならなかったのだが、レイの横に並んだとき突然、私の車が急に左を向き、接触してしまった。それが全て。今ビデオでリプレイして見て、彼には下に行く余裕があって、私には上に行く余裕があったことがわかった。通常は抜いて行く方の車に責任があるのだが、これに関しては、彼も私にストレートで譲るかボトム・ラインをキープするようにすべきだったと思う。」


Race Result
POS. No. Driver Chassis/Engine/Tyer Laps
1 91 Lazier, Buddy D / O / F 200
2 98 Boat, Billy D / O / F 200
3 99 Lazier, Jaques D / O / F 199
4 10 McGehee, Robby D / O / F 199
5 8 Sharp, Scott D / O / F 199
6 4 Hornish Jr, Sam D / O / F 198
7 55 Hattori, Shigeaki D / O / F 197
8 21 Giaffone, Felipe G / O / F 195
9 12 Calkins, Buzz D / O / F 193
10 11 Beechler, Donnie D / O / F 190
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13 24 Buhl, Robbie G / I / F 102
15 51 Cheever Jr, Eddie D / I / F 102

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