IRL第7戦 Sun Trust Indy Challenge (Richmond)
チーバーが優勝へ肉薄、ビュールが9位入賞

June 30, 2001



リッチモンド・インターナショナル・レースウェイでのIRL第7戦「サントラスト・インディ・チャレンジ」レース。エディ・チーバーが優勝にあと一歩という活躍を見せ、新型インフィニティ・エンジンにとって華々しい一日となった。一方のロビー・ビュールは9位完走した。

3位スタートのチーバーは、250周レースの3/4を先行車の背後にくらいつき、185周目に2位のポジションを不動にした。その後、エリジオ・サラザールに従って、0.75マイル(約1.2km)のタイトなリッチモンドコースでパスする機会をうかがった。しかし、彼の執拗な追撃は、214周目に悲劇を招いてしまう。チーバー車の右フロントホイールがサラザール車の左サイドに接触。エデイ・チーバーの決勝レース結果は、13位。

9回もコーションが入ったこのスリリングなレースで、ロビー・ビュールは堅実なペースをキープした。予選9位からスタートした彼のチーム・ピュレックス・インフィニティは、一時7位まで浮上するが、他車との接触でフロントウィングにダメージを受けて後退。ドレイヤー&ラインボルドレーシングのクルーは迅速にこれを修復し、9位完走した。

インデイ・ノーザンライト・シリーズの次戦は、新開催地のカンザスシティ、カンザス・スピードウェイ(1.5マイル)で7月8日に開催される。

ロビー・ビュールのコメント
「フィニッシュできてハッピーというべきだね。前半はクルマがダルかったんだ。ストレートからコーナーに進入する時パワーが下がらない。これは恐ろしいよ。その後、ビーチラーが急にペースダウンしてきたので、ウィングを引っ掛けてしまった。これで数ラップを失ったが、後半は調子よくなってきた。しかし、時にすでに遅し。でもリッチモンドはいい所だよ。」

エディ・チーバーのコメント
「僕もこのコースは好きだな。しかし、エラーした時の逃げる場所がない。今回はチームの作戦はうまくいったと思う。これは勝てるという感触をもっていた。しかし、不運が起こるものだ。サラザールはタイヤがたれていたようだね。第2ターンで異常にアウトにはらんできて、僕のラインに乗ってきたんだ。お互いよけられるスペースは十分にあったんだけど、今度は彼が急激にインにかぶさってきたんだ。それで行き場を失ったんだ。」


Race Result
POS. No. Driver Chassis/Engine/Tyer
1 91 Lazier, Buddy D / O / F
2 4 Hornish Jr, Sam D / O / F
3 3 Unser Jr, Al G / O / F
4 32 Andre, Didier G / O / F
5 8 Sharp, Scott D / O / F
6 28 Dismore, Mark D / O / F
7 11 Beechler, Donnie D / O / F
8 35 Ward, Jeff G / O / F
9 24 Buhl, Robbie G / I / F
10 12 Calkins, Buzz D / O / F
13 51 Cheever Jr, Eddie D / I / F

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