IRL第3戦 zMax500 (Atlanta)
エディ・チーバーJr.が予選3位

April 28, 2001



4月8日のインフィニティ・マイアミGP以降、5日間、トータル600マイルものテストを経たインフィニティ35Aエンジンが、ようやく本来のパフォーマンスを発揮できるようになってきた。

4月27日にジョージア州アトランタ・モーター・スピードウェイで開催されたIRL2001シリーズ第3戦 「zMax500」公式予選で、エディ・チーバーJr.の駆る#51「エキサイト@ホーム・ダラーラ・インフィニティ」が今季最高の3番手のポジションを獲得した。

予選日となった27日(土)は、1日でプラクティスと予選をこなす圧縮スケジュールのため、各チームとも予選のためのセットアップに十分な時間を割くことが出来ない。しかしながら、チーバーは1日を通して速く、2回のプラクティス・セッションともトップ3のタイムをマーク。215.776マイル/h(約347km/h)のラップタイムでスターティンググリッド2列目をゲットした。#24「チーム・ピュレックス/ドレイヤー&ラインボルドレーシング・インフィニティ」のロビー・ビュールは、211.549マイル/h(約340km/h)を記録し、19番手。

エディ・チーバーJrのコメント
「2週間前に我々はここアトランタで集中して新エンジンの耐久テストを行った。インディ500レースで我々チームに加入するスコット・グッドイヤーもこのテストに参加し、色々なテストに協力してもらった。特にアトランタレースの予選セットアップに関する彼の功績は大きい。我々のチームは、長い間予選で良いポジションをとれずにいたので、今回の3番手はうれしい」

ロビー・ビュールのコメント
「残念ながら我々にとってはスムーズな1日とは言えなかった。1回目のセッションにほとんど走れなかったので、2回目の全ての作業をしなければならなかったからだ。とにかく頑張るしかないね。」

4月28日にアトランタ・モーター・スピードウェイで開催されたIRL2001シリーズ第3戦「zMax 500」に出場した2台のインフィニティ・エンジン搭載車は、残念ながら序盤で姿を消すこととなった。 予選3位のエデイ・チーバーJr.は、4位走行中の34ラップ目にエンジントラブルでリタイヤ。また、19番手スタートのロビー・ビュールは、12位走行中の53ラップ目に起きた多重クラッシュによってコンクリートウォールにヒットし、リタイヤとなった。ロビー・ビュールは右足に打撲を負ったが、軽症であった。


Race Result
POS. # DRIVER-MAKE
1. 2 Ray, Greg D/O/F
2. 8 Sharp, Scott D/O/F
3. 12 Calkins, Buzz D/O/F
4. 6 Hornish, Sam D/O/F
5. 14 Salazar, Eliseo D/O/F
6. 91 Lazier, Buddy D/O/F
7. 35 Ward, Jeff G/O/F
8. 55 Hattori, Shigeki D/O/F
9. 88 Dare, Airton G/O/F
10. 21 Giaffone, Felipe G/O/F
20. 24 Buhl, Robbie G/I/F
24. 51 Cheever Jr, Eddie D/I/F

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