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The 29th International POKKA 1000km
8.27 sun / SUZUKA CIRCUIT
インサイドレポート
『ニスモGT-Rはリタイヤ』

快晴のもと、8月27日(日)13:00、本年の鈴鹿1000kmレースは、ローリングを開始した。

カー#23ニスモGT-Rをスタートさせたのは片山右京。スタート時の混乱で10位に順位を落としたが1周目にコントロールラインを通過した時には9位であった。

その後、国際GTカーの#14リスター・ストームが猛然と追い上げ、10位から一気に6位まで駆け上がっていった。序盤を9位で周回した片山は、15周目に#29バイパーをパス。19周目に#7フライジンガー・ポルシェがピットインし、26周目にリスター・ストームがピットインすると、先行する#38を激しく攻めながら6位争いを繰り広げた。
34周目に#38とほぼ同時にピットイン。青木にドライバー交代した。この時にニスモ自慢のピットワークで、燃料補給、タイヤ交換を約55秒で終了。ピットアウトした時には、先行していた#38FKマッシモ・スープラとの差を逆転し、5位でコースに戻った。

しかし、スタートから3時間30分経過した頃からニスモGT-Rの水温が上昇しだし、スケジュールより早いピットインを行って点検することとなった。

原因は冷却水のリークであった。応急処置を施し、片山がマシンをコースに戻したが、水温上昇は止まらず、走行中のマシンから目視できるほど水もれはひどくなったため、ガレージインして原因追求を行った。その結果、走行続行は不可能と判断され、リタイヤ届にサインすることとなった。リタイヤ理由は、冷却水リークによるオーバーヒートであった。
【柿元監督コメント】
「何とか完走し、上位入賞を果たしたかったが、リタイヤとなって大変残念です。3名のドライバーやスタッフ達も一生懸命頑張ったが、やはり鈴鹿1000kmレースは難しいと痛感しました。しかし、難しいからこそ挑戦し甲斐があるというもの。また是非チャレンジしてみたいです」

#5 ススキレーシングGT-R(S耐クラス優勝)
決勝暫定結果
POS. No. CLS Team DRIVER Time
1 18 GT500 TAKATA無限×童夢NSX 脇阪/金石/伊藤 171Laps
2 30 GT500 NICOS McLaren 岡田/長谷見/田中 -4Laps
3 88 GT500 ノマド ディアブロGT1 古谷/高橋/和田 -9Laps
4 26 GT300 シェル タイサン アドバンGT3R 松田/福山/西澤 -13Laps
5 19 INT マーコスLM600 オイサー/ブールマン/原田 -17Laps
6 71 GT300 チャージポルシェ 城内/河野/余郷 -17Laps
7 28 GT300 BP・RDタイサンGT3R 須賀/鈴木/バグネイル -19Laps
8 9 GT300 大黒屋ARCポルシェ 日置/渡辺/堤 -21Laps
9 5 S耐 ススキレーシングGT-R 見崎/袖山/HIDE -22Laps
10 7 S耐 WAKO'S BMW M3 牧口/小林/浅見 -22Laps
23 GT500 ニスモGT-R 片山/大八木/青木 DNF
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