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韓国初の国際ツーリングカーレース開幕
インターテック in KOREA
at CHANG WON STREET CIRCUIT

2000.8.12-13
韓国南部「慶尚南道」昌原市に位置するテンポラリーサーキット「チャンワォンストリートサーキット」で、韓国初の国際ツーリングカーレース「インターテックinコリア」が開催される。
地方自治体である「慶尚南道」がスポンサーであるこのレースは、韓国第2の都市である釜山郊外の新興都市、昌原市の産業奨励と日韓の友好・親善を目的とした「フォーエバーピース2000」イベントの中心的役割を担う。

8月10日から4日間にわたって繰り広げられるイベントは、花火大会、パレード、ポップ&ロックコンサートなどが予定されている。レースは、日本のスーパー耐久シリーズに出場しているジャパンチームと、韓国のツーリングカー選手権出場車、そしてツーハイ(中国・珠海)やマレーシアで活躍するアジアチームが一堂に会し、覇を競うものだ。

レギュレーションは日本のS耐ルールを基本としており、性能差から1時間の決勝レースでは、ジャパンチームには2回のピットストップが義務付けられている。

韓国チームでも日本のGT300並のシャシー改造とエンジン出力向上が施されたマシンが出走する。彼らはピットイン1回となっており、パフォーマンスではGT−R優勢だが、レースの行方は予断できない。

決勝レースは、8月13日(日)、午後8時30分にスタートする。


公式予選にさきだち、今回の「インターテックinコリア」を主催した慶尚南道の金知事が記者会見を行い、下記のメッセージを残した。
「昨年からここ昌原市で国際F3を開催しています。今回は、近代産業育成政策の一環として、フォーエバーピース2000イベントを企画し、その中心イベントをインターテックレースとしました。近隣住民からは騒音に関する心配もありますが、常設サーキット建設計画もあり、既に3500億ウォンを計上し、一流ホテルの誘致も進めています。オリンピック、ワールドカップ、そして国際モータースポーツイベントができるのは経済基盤がしっかりした国でないと実現できないと思います。これからも道として、モータースポーツの育成に力を注いでいきたい所存です。」
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