地方自治体である「慶尚南道」がスポンサーであるこのレースは、韓国第2の都市である釜山郊外の新興都市、昌原市の産業奨励と日韓の友好・親善を目的とした「フォーエバーピース2000」イベントの中心的役割を担う。
8月10日から4日間にわたって繰り広げられるイベントは、花火大会、パレード、ポップ&ロックコンサートなどが予定されている。レースは、日本のスーパー耐久シリーズに出場しているジャパンチームと、韓国のツーリングカー選手権出場車、そしてツーハイ(中国・珠海)やマレーシアで活躍するアジアチームが一堂に会し、覇を競うものだ。
レギュレーションは日本のS耐ルールを基本としており、性能差から1時間の決勝レースでは、ジャパンチームには2回のピットストップが義務付けられている。
韓国チームでも日本のGT300並のシャシー改造とエンジン出力向上が施されたマシンが出走する。彼らはピットイン1回となっており、パフォーマンスではGT−R優勢だが、レースの行方は予断できない。
決勝レースは、8月13日(日)、午後8時30分にスタートする。