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Round 6
CP MINE GT RACE
10.01 sun / CP MINE CIRCUIT
カルソニックスカイラインが優勝
ロックタイト・ゼクセルGT-Rも3位表彰台
山口・セントラルパークMINEサーキット/1周=3.33084km×76周
予選出走35台/決勝出走36台/完走27台
天候:晴れ/ドライ 観衆:3万2900人(1日)
JGTC2000の第6戦MINE。ニッサン車で参戦したチームは以下の6台。
GT500
No. TEAM CAR DRIVER
1 NISMO LOCTITE ゼクセルGT-R エリック・コマス
影山 正美
2 NISMO カストロール・ニスモGT-R 片山 右京
ミハエル・クルム
3 ハセミ・モータースポーツ ユニシア・ザナヴィ
スカイライン
長谷見 昌弘
田中 哲也
12 TEAM IMPUL カルソニックスカイライン 星野 一義
本山 哲
GT300
51 AUTO STAFF RACING オートスタッフ
アドバンシルビア(S14)
袖山 誠一
尾本 直史
81 TEAM DAISHIN ダイシン シルビア(S15) 大八木 信行
青木 孝行
◆公式予選

NISMOでは、車重1100kgにリストリクター径φ30.0×2の組み合わせを選び40sのウエイトハンデを搭載した#1(1140s)が6位、同様の車両で20kgのウエイトハンデを搭載する#2(1120s)が8位。φ30.6のリストリクターとして1150kgの車重を選択し20kgのウエイトを積む#12(1170s)はニッサン車最上位の5位。そして1150kgの車重でリストリクター径φ31.3×2の#3がクラス19位につけた。GT300では、2戦連続2位でクラス上限80kgのウエイトを搭載することになった#81が10位。エンジンをオーバーホールしてリストリクターも広がり元気の出てきた#51は12位につけた。

◆決勝

決勝では、1周目にトップを争う2台のNSXが接触。スピン&コースアウトした#64NSXに後続4台が逃げ場を失ってクラッシュ。その中には#2(片山)もいた。生き残った隊列では#12(星野)が3位、#1(コマス)が4位、#3(田中)が13位。そして9周目に再スタート。ダッシュを決めたのは#12で、#16NSXをかわしてトップの#18NSXとサイドバイサイドのバトルを繰り広げた。無理な対決を避けた53歳の星野はトップとの差を広げられないようにしっかりと順位キープして38周で本山にバトンタッチした。 いっぽう#1も10周目に#16NSXをかわして3位に。#12との差を守ろうとするが意外にタイヤの磨耗が早く予定より早い31周でピットイン、影山へ交代。またもや素早いピット作業でマシンをコースへ送り出した。また#3は田中がスティントを引っ張り、交代前には総合6位を走行した。 #1に負けないスピードでピット作業を済ませた#12は、実質トップの#18NSXと#1の間でコース復帰。タイヤが温まるまで#1に執拗に攻められるが、お互いに接触するようなことはなく、クリーンでエキサイティングなバトルを展開してスタンドを沸かせた。タイヤ選択に違いのあった2台のGT-Rは、やがて#12がリードを広げトップの#18NSXに迫った。そして#12は48周目の第1ヘアピンで、インからマシンを接触させながらトップを奪うことに成功。その後は#18NSXとの距離を見ながらトップで、チームとしては96年第4戦以来の歓喜のチェッカーを受けた。また#1は後半コンスタントラップ走行で順位をキープして3位でゴール、シリーズランキングトップに躍り出た。#3はバトンを引き継いだ長谷見が7位を走行していたが、終盤にタイヤ交換のためのピット作業を強いられ11位とポイントゲットはならなかった。 GT300では重量増でつらい#81はポジションアップを図り5位でゴール、タイトル奪取の可能性はまだ残っている。#51は11位で完走した。

【#1 エリック・コマス】
「クルマの条件は#12が上だった。コーナーでいくらつめてもパスは厳しかったですね。星野さんの気迫もすごかった。鈴鹿で必ずチャンピオンを取ります」

【#2 片山 右京】
「好スタートを切って1コーナーに入っていけたなぁと思ったら、突然目の前が土煙で真っ白になった。とにかくブレーキを踏んでとまろうとしたが、既に行き場がなくぶつかってしまった。体はなんともありませんが、残念です」


#12カルソニックスカイライン

#2カストロール・ニスモGT-R

#3ユニシア・ザナヴィスカイライン

#81ダイシン シルビア

#51オートスタッフアドバンシルビア

#1LOCTITEゼクセルGT-R
【#3 田中 哲也】
「ポイントは取れなかったですけど、テストにも来ていませんし仕方ないですね。次は長谷見さんのGT最後のレースなんで何とか結果を出してあげたいんですけど」

【#12 星野 一義】
「たまには勝たせてよ(笑)。本山が良くやってくれた。ああいうとき(再スタート)に前へ出ないと、なかなかラップしているときに出るというのは大変だからね」

【#51 尾本 直史】
「トップと2秒落ちのタイムで周回はできましたが、抜かれるのに気を使いすぎました。同じクラスのマシンにも開けて(前へ)行かせすぎ。今後の課題ですね」

【#81 大八木 信行】
「クルマが重いせいもあるし、MINEのコースレイアウトから考えてもこんなもんですわ。今日は走行中にシートベルトが外れてしまって最後の10何ラップかは大変だった」

POINT RANKING
GT500
ドライバーズポイントランキング チームポイントランキング
順位 ドライバー名 得点 順位 チーム名 得点
1 エリック・コマス/影山正美 60 1 無限×童夢プロジェクト 81
2 道上 龍 59 2 NISMO 69
3 本山 哲/星野一義 54 3 TEAM IMPUL 54
4 竹内浩典/立川祐路 48 5 TOYOTA TEAM CERMO 48
5 脇阪寿一/金石勝智 46 5 Mobil 1 NAKAJIMA RACING 38
9 ミハエル・クルム 27 12 ハセミ・モータースポーツ 10
13 片山右京 21
19 長谷見昌弘/田中哲也 10
GT300
ドライバーズポイントランキング チームポイントランキング
順位 ドライバー名 得点 順位 チーム名 得点
1 福山英朗 70 1 TEAM TAISAN Jr. with ADVAN 86
1 余郷 敦/和田 久 70 2 910 RACING 70
3 松田秀士 68 3 TEAM DAISHIN 58
4 大八木信行/青木孝行 58 13 AUTO STAFF RACING 6
CORNER
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