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Round 4
JAPAN SPECIAL GT CUP
8.6 sun / FUJI SPEEDWAY
カルソニックスカイラインが3位、トップ6にGT-Rが3台入賞。
ダイシンシルビアがGT300で2位に
静岡・富士スピードウェイ/1周=4.470km×57周
予選出走43台/決勝出走41台/完走34台
天候:晴れ/ドライ 観衆:5万9200人(6日)
JGTC2000の第4戦富士。ニッサン車で参戦するチームは、第3戦同様、以下の6台となった。
GT500
No. TEAM CAR DRIVER
1 NISMO LOCTITE ゼクセルGT-R エリック・コマス
影山 正美
2 NISMO カストロール・ニスモGT-R 片山 右京
ミハエル・クルム
3 ハセミ・モータースポーツ ユニシア・ザナヴィ
スカイライン
長谷見 昌弘
田中 哲也
12 TEAM IMPUL カルソニックスカイライン 星野 一義
本山 哲
GT300
51 AUTO STAFF RACING オートスタッフ
アドバンシルビア(S14)
袖山 誠一
尾本 直史
81 TEAM DAISHIN ダイシン シルビア(S15) 大八木 信行
青木 孝行
◆公式予選

NISMOでは、10kgのウエイトハンデを積む#1が10位、30kgのウエイトハンデを搭載する#2が11位。性能引き上げのためφ31.3のリストリクターとなった#3は17位。そして#12が日産勢最上位の8位につけた。

GT300では、富士仕様としてリストリクター径をφ39.0に広げた代わりに1200kgという車重を選択した#81が、さらに10kgのハンデを搭載しながらも見事今季初のポールポジションを獲得。性能引き上げのためリストリクター径がφ39.0になった#51は、新たにスーパー耐久で活躍する尾本を迎えて16位につけた。

◆決勝

決勝では、スタートダッシュを決めた#1(コマス)が7位に上がった9周目に後続車のクラッシュがありセーフティカーランに。その隊列を整えた走行中に別のクラッシュが起きてセーフティカーランは延長となった。再スタート時に10位を走行していた#2(片山)は、前方にいたGT300マシンに詰まり順位を13位まで落とすが、早めのピットイン(ピット作業は20秒!)で後半の巻き返しに賭けた。また#3(長谷見)は、後続の#64NSXに追突されスピン、順位を落としてしまった。

26周目にGT300車両がクラッシュし、再びセーフティカーランに。このタイミングで各車一斉にピットイン。ピット作業がひと段落した時点で#1(影山)が3位、#12(本山)が6位、#2(クルム)が8位、#3(田中)が16位につけた。再々スタートが切られると、ブレーキング勝負やトラブルなどでスープラやNSXが脱落。39周目の第1コーナーで#1をかわした#12が3位を守ってゴール。#1は後続の猛追をしのぎ4位。後半追い上げた#2は6位。そして#3が11位でゴールした。

GT300では#81(大八木→青木)が序盤にミッショントラブルのため順位を落としたが、そのほかはほぼシミュレーションどおりのレースを展開。セーフティカーランの際に抜群なピットインのタイミングを取った#28ポルシェに先行されたが、見事2位表彰台に。エンジン補器のトラブルのため長時間のピット作業を強いられ残念ながら完走扱いとならず。#51(袖山→尾本)は、8位ゴールして2戦連続完走でポイントをゲットした。

【#1 エリック・コマス】
「レースを楽しんだし、次にハンデウエイトを積まなくていい4位に満足しています。後半戦はGT-Rが得意なコースが多いので、逆転チャンピオンを目指します」

【#2 ミハエル・クルム】
「ピットインのタイミングが早かったので硬いタイヤを履くことになり、後半追い上げられなかった。でも6位でポイントを取れたので良かったですね」


#1LOCTITEゼクセルGT-R

#2カストロール・ニスモGT-R

#3ユニシア・ザナヴィスカイライン

#12カルソニックスカイライン

#51オートスタッフアドバンシルビア

#81ダイシン シルビア
【#3 長谷見昌弘】
「僕がスタートドライバーを担当したけど、後続のNSXに第1コーナーで追突されて順位を落としてしまったのが残念。選手権では最後の富士のレースだったし悔しいね」

【#12 本山 哲】
「クルマは第2戦から調子が良くなってる。(#1を抜いたのは)あそこで頑張らないと。星野さんと表彰台に上がれたのはうれしいけど、でもラッキーでもいいから勝ちたかったですね」

【#51 尾本直史】
「GTのデビュー戦だったんですが、スーパー耐久(RX-7)よりも速いクルマに乗ることができましたし楽しかったです。後半戦もずっと乗る予定です」

【#81 大八木信行】
 「序盤はミッションが抜けてしまったけど挽回できたしピットストップまでは予定どおり。でもセーフティカーランを見方につけられなかった。次は作戦を練り直して勝ちたいです」

POINT RANKING
GT500
ドライバーズポイントランキング チームポイントランキング
順位 ドライバー名 得点 順位 チーム名 得点
1 伊藤大輔/ドミニク・シュワガー 38 1 無限×童夢プロジェクト 51
2 エリック・コマス/影山正美 36 2 NISMO 45
3 中子 修/道上 龍 34 3 Mobil 1 NAKAJIMA RACING 38
4 脇阪寿一/金石勝智 30 4 TEAM IMPUL 28
5 本山 哲/星野一義 28 5 オートバックス
レーシングチームアグリ
24
6 ミハエル・クルム 27 6 TOYOTA TEAM CERMO 22
7 鈴木亜久里/土屋圭市 24 6 TOYOTA TEAM SARD 22
8 影山正彦/ラルフ・ファーマン 22 8 エッソウルトロン
トヨタチームルマン
17
8 竹内浩典/立川祐路 22 9 TOYOTA Castrol TEAM TOM'S 13
10 片山右京 21 10 マツモトキヨシTEAM TOM'S 12
13 長谷見昌弘/田中哲也 10 11 ハセミ・モータースポーツ 10
GT300
ドライバーズポイントランキング チームポイントランキング
順位 ドライバー名 得点 順位 チーム名 得点
1 福山英朗 46 1 TEAM TAISAN Jr. with ADVAN 62
2 松田秀士 44 2 910 RACING 35
3 余郷 敦/和田 久 35 2 RE雨宮レーシング 35
3 山野哲也/松本晴彦 35 2 TEAM DAISHIN 35
3 大八木信行/青木孝行 35 5 RACING PROJECT BANDOH 32
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