◆公式予選
NISMOでは、前回2位ゴールで50sのウエイトハンデを搭載する#2が10位、30kgのウエイトハンデを積む#1が15位。前回同様、50kg 多い1150kg の車重を選択して0.6mm太いφ30.6のリストリクターとなった#3は、長谷見が今年限りでJGTCから引退することを発表して注目されたが、苦しい20台中18位。1100kgの車重を選択しφ30.0のリストリクターとなった#12が12位につけた。
スカイラインは他の車両に比べフロントヘビーなため、特にこのSUGOには苦手意識が強いようだ。
15台が参加したGT300では、20sのウエイトハンデを搭載する#81が、理想的な4位(上位3台には次戦に10kgのハンデを搭載)。性能引き上げのため車重が50s軽い1100kgになった#51は12位となった。
◆決勝
決勝では、4周目に#1(コマス)がエンジントラブルのためリタイア。また#3(田中)は、コース上で拾った破片がラジエターを破ってしまい27周でピットインしてそのままリタイア。
完走した2台のうち#2(クルム→片山)は惜しくも一歩及ばずノーポイントの11位。#12は序盤星野がマシンを8位までポジションアップさせ、バトンを受けた本山が#37スープラとバトルを繰り広げながら、ニッサン勢最高位の5位でフィニッシュした。
GT300では#81(大八木→青木)が、エンジン補器のトラブルのため長時間のピット作業を強いられ残念ながら完走扱いとならず。
#51(山田→袖山)は、タイヤバーストなどで一時マシンを止めたりしたが、今季初完走で8位、ポイントをゲットした。
|